夜行急行

2012年03月14日 | 鉄道
今月17日のダイヤ改正で
またひとつ、夜行急行が消えてしまいます。

大阪と新潟を結ぶ急行「きたぐに」

昭和36年に、この名称で走りはじめた夜行急行列車は
今週末を最後に定期列車からはずされ
多客時の臨時列車としての運転だけになります。


583系と呼ばれる、昼間は座席特急、夜は寝台列車に使用できる
「国鉄ご自慢の」車両が使用されていて
今日現在、この車両が使用される唯一の定期列車であることから
この系列の車両の定期列車からの撤退でもあることになります。

現在はA寝台、B寝台、グリーン車、普通座席車(自由席)の編成が
臨時列車となった後は、B寝台とグリーン車だけになるようです。


夜行列車、急行列車、国鉄車両。

そういったものたちが、どんどん過去のものになっていきます。
もちろん、時間の流れの中で、それは当然のことですが
画一化、効率化された現代において
こういった個性のあるものが無くなってゆくのは
やはり寂しいものです。
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