竹下通り

2018年05月16日 | 東京のお散歩
明治神宮神苑の南池を水源とする渋谷川支流の谷間に、
原宿駅から明治通りまで伸びる竹下通り。

80年代にタレントショップなどが並び始めた頃から
地方の中学生が修学旅行などで訪れるようになり
昨今では、外国人観光客が「Kawaii」を求めに
多く訪れるようになりました。

表参道付近は、東京山手空襲、東京オリンピックで
大きく変わりました。
その後、竹の子族やタレントショップブームは
オイルショックから抜け出して、バブル景気にかけて
日本が経済大国になる過程での大変化とも言えます。

間も無く今上天皇が憲政史上初めて「譲位」し
平成が終わろうとしています。
さらに、東京オリンピック・パラリンピックが開催され
東京が大きく変わって行くタイミングになります。

この竹下通りの何気ない風景も、ひょっとすると
もうじき過去のものになってしまうのかもしれません。



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コープオリンピアと神宮橋の風景

2018年05月15日 | 東京のお散歩
2020年の東京オリンピックに向けて原宿駅の改良工事が進んでいますが
神宮橋から表参道方向を望んだこの風景は、変わらずにいます。

私の好きな東京の風景の一つでもある、この景色。
子供の頃から大きく変わったと言えば、歩道橋が撤去されたくらい。

建物の老朽化など問題はあるのでしょうが、いつまでも大切にしたい
昭和の風景です。


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日本航空発始の地

2018年05月14日 | 東京のお散歩
代々木公園の林の中に建つ「日本航空発始之地記念碑」。

日本における航空発祥の地は、所沢の航空公園ですが、
ここは徳川好敏大尉と日野熊蔵大尉による、初飛行離陸の地で
そのため、プレートも前述のような銘が記されています。

この横長の石碑に隠れるように、日本初飛行離陸の地という石碑と
正面に徳川、日野両氏の胸像も建てられています。


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代々木八幡宮

2018年05月13日 | 東京のお散歩
小田急線の駅名にもなっている代々木八幡宮は、建暦二年(1212)、
源頼家の陪臣、荒井外記智明によって鶴岡八幡宮から勧請を受け
河骨川の谷に面した高台の先端に創建されました。

縄文時代の住居址に鎮座していて、境内からは竪穴式住居が復元されています。

縄文海進期には、この高台は入江に突き出した岬の先端で
このような場所は、古くから聖地だった事が多く、ここに神社が建てられたのも
山手の台地では、ごくありふれたものとなっています。



(山手通りに面した神社の参道)



(境内に復元された縄文時代の住居)
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代々木公園の雑木林

2018年05月12日 | 東京のお散歩
代々木公園は、明治時代以降帝國陸軍の練兵場だった場所に
戦後、米空軍の兵舎や家族用住宅「ワシントンハイツ」が造られ
昭和三十九年に返還された際に、国立競技場やNHKとともに
その跡地に作られた公園です。


西門近くにはすり鉢状の地形が残されていて、その植生から
ここがもともと湿地帯である様子もうかがえます。

確かに古地図によれば、ここには池があり、おそらく湧水を溜めたのち
渋谷川(河骨川)へ流れ込んでいたものと思われます。


(奥に池があった)



(すり鉢地形の縁から底を望む)


公園の南西側は、その他のエリアと異なり、芝生の広場ではなく
雑木林が広がっていますが、この辺りに米軍住宅が建ち並んでいました。

五十年という月日は、森を育てるには十分なようです。


(この辺りには60年ほど前に団地が並んでいた)

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蒲田の屋上観覧車

2018年05月11日 | 東京のお散歩
かつて、デパート(というより百貨店と言った方がいいか)の屋上には
決まって小さな遊園地がありました。

昭和から平成に変わる頃、次第にそれらは姿を消してしまい
いくつかのデパートの屋上に、申し訳程度の遊具が設置される位になってしまいました。


東急多摩川線・池上線蒲田駅に直結する東急プラザの屋上「かまたえん」には
そんな屋上遊園地の花形、観覧車が今でも稼働しています。

一時、閉鎖の危機もありましたが、住民たちの要望もあり、
小さいながらも今日もグルグル回っています。









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成田山新勝寺 開山堂

2018年05月10日 | 千葉のお散歩
成田山新勝寺は、朱雀天皇による平将門の乱(天慶の乱)平定の勅命を以って
寛朝僧正が成田公津原で護摩供養を奉じ、その成果に対して成田妙見宮に
神護新勝寺の寺号を賜った伽藍が建立された事が由縁となっています。

大本堂のすぐ裏手の山上に建つ開山堂は、成田山開基一千年祭の記念事業として
昭和十三年に建立されたもので、寛朝(916-998、宇多天皇の孫)を奉安しています。


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成田山新勝寺 光明堂と額堂

2018年05月09日 | 千葉のお散歩
新勝寺奥の院に建つ光明堂と額堂は、江戸時代に建立された重要文化財です。

光明堂は元禄十四年(1701)に建立された、釈迦堂より一代前の本堂で
現在は大日如来、愛染明王、不動明王が奉安されています。

光明堂の手前に建つ額堂は、文久元年(1861)の建立で、信徒から奉納された
扁額や絵馬などを納める建物のため、壁のない四阿の様な造りになっています。


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成田山新勝寺 釈迦堂

2018年05月08日 | 千葉のお散歩
新勝寺大本堂の右手、参拝者にとって左側に建つのが
安政五年(1858)に建立された重要文化財の釈迦堂です。

現在の大本堂が建立される前の本堂で、昭和三十九年に
現在の場所へ移築されました。

釈迦堂の名の通り釈迦如来像と、普賢菩薩、文殊菩薩、
弥勒菩薩、千手観音菩薩像が奉安されています。

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成田山新勝寺 三重塔

2018年05月07日 | 千葉のお散歩
新勝寺大本堂の左側(参拝者から見て右)に建つ三重塔は
正徳二年(1712)に建立された高さ25mの重要文化財です。

塔の周囲には十六羅漢の彫刻が施されているほか、
各層の垂木は一枚板で作られ、雲水紋が彫刻された
一枚垂木という珍しいものとなっています。


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成田山新勝寺 平和の大塔

2018年05月06日 | 千葉のお散歩
成田山新勝寺大本堂の奥に聳え立つ平和の大塔は
昭和59年(1984)に建立された総高58mの塔です。

2層5階建の内部には不動明王や五智如来が奉安されています。

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成田山新勝寺薬師堂

2018年05月05日 | 千葉のお散歩
成田山薬師堂は、もともと新勝寺境内にあった1655年(明暦元年)建立の旧本堂で
江戸時代末期(嘉永・安政年間)に現在の飛び地に移された御堂です。

平成二十三年から2年がかりで修復作業が行われたこの薬師堂は
初代市川團十郎(以下 団十郎)が子授祈願をし、成就させた縁から
団十郎家が「成田屋」の屋号を名跡とするようになった御堂です。

もともと初代団十郎の父、堀越重蔵は成田近傍の出身であり
その縁から祈願をしたとされています。
祈願成就の報謝に、山村座で「成田不動明王山」を演じたところ
大向うから「成田山」の声が掛かり、これが歌舞伎における屋号の最初になりました。

以降、「成田屋」は市川宗家の屋号となり、現在に至るまで
市川団十郎、市川海老蔵と成田山の関係は続いています。






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成田山新勝寺

2018年05月04日 | 千葉のお散歩
天慶三年(940)に朱雀天皇の勅命によって、平将門の乱平定祈願のため
寛朝大僧正によって開山され、乱の平定後に朱雀天皇より寺号を賜ったのが
成田山新勝寺の開山起源です。

御本尊の不動明王は、弘法大師空海によって開眼されたものです。







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成田山公園

2018年05月03日 | 千葉のお散歩
明治十年(1877)に、成田山新勝寺の境内に成田山花園として開園した
16.5万平米の大庭園が成田山公園です。

四季折々の花と水の流れが、まるで極楽浄土を思わせる公園です。







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風車のある風景

2018年05月02日 | 車窓
京成本線で成田空港への行き帰り、車窓に見えるオランダ風車。
佐倉ふるさと広場に、平成六年にオランダ人技師によって建設された
水汲み用のグランドセーラー型風車「リーフデ」です。





成田空港へのメインルートが、スカイアクセス線(北総線)に変わって
目にする機会は減ってしまいましたが、やはり成田空港からの帰り道、
この風車が見えると、日本へ帰って来た実感が湧いてきます。

尤も、羽田空港の国際化で成田を使う機会も減ってしまいましたが…。
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