先日ゲットした、自分の中では最強のPC 「HP Z230 SFF Workstation」。宝の持ち腐れ感が強かったのですが、ここにきて、使い道の「道が開かれて」きました。
まず、第1は。
これは、当初から考えに入れていたことですが、動画編集。
Xeon プロセッサーは、内部キャッシュが大きいので、動画編集に向いているとのこと。
これに加えて、偶然の後押しが。
ほかのPCでは動かなかった「 Vegas Pro 13 Edit」が、Z230 では、すんなりと動きました(ほかのPCでは例外なく動画の読み込みができなくなっていた)。
おそらく、Windows10 の付属ソフトやドライバーとの相性が悪かったのだと思いますが、クリーンインストールされた Windows10 Proとでは、うまくいったようです。
新しい動画編集ソフトを買おうかとも思っていたところ、得した感じです。
第2は。
最近 MicroSoft は、Flight Simulator 2020 を発売しました。
これは、究極のフォトシーナリーを搭載したもので、決定版といえるものです。
Microsoft Flight Simulator - Japan World Update Trailer
ところが推奨スペックが異常に高く、うちの HP Z230 SFF Workstation では、グラボを追加しても、最低限スペックにしかならず、到底遊べません。
このためだけに、ゲーミングPC や Xbox を買うのは、さすがの浪費家でも、ちょっと食指が動きません。
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ということで、あきらめかけていたのですが、なんと、救世主が。
「GE View」という、MSFS(Microsoft Flight Simulator) のアドオンソフト。 それも、以前から所有している 「Microsoft Flight Simulator X(2006年10月発売)」にドンピシャの仕様。
「GE View」は、Google Earthの衛星画像を使用して、MSFSX に 追加ビューを付加するもの。
Fly FSX with Google Earth
仕組みは難しいのですが、Google Earth は、KML(Keyhole Markup Language)ファイルというXML形式に準拠した、位置情報ファイルを読み込めるので、FSX の位置情報をKMLファイルに変換してGoogle earth に渡す中継ぎをしてくれるソフトです。
非力なPCで、解像度を落としてスムーズに MSFSX を動かし、処理能力の高いPC(この役目をZ230 SFF に担ってもらう )でGoogle earth を動かしてもらうという構成にしました。
動くまでには、紆余曲折があったのですが、うまくいきました。Flight Simulator 2020 と遜色ないクオリティを実現できます。
一台のPC でも可能なのですが、2台をネットワークでつないで動かせば、非力なPCでもストレスなく、1台でコクピットを表示し、1台で Google earth の外界を表示するということができます(1台のPCでデュアルモニターでも可能)。
まさか、自分の家を Flight Simulator で空から見れるとは思いませんでした。
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