花小金井に行く用事があったので、久々に小金井公園を散歩しました。
本当に広くて、公園らしい公園です(生田緑地は自然の山そのものに広場を作った感じですが、ここは人工的な匂いが強いが、自然の安らぎはあるという)。
元は紀元二千六百年記念事業として計画された「小金井大緑地」が原形で、1954年(昭和29年)1月に「小金井公園」として開園したそうですから、由緒ある公園ということで、その造りの良さも伺えます。
残念ながら、ちょっと期待していた梅の花は、まだ、だいぶ早いようでした。
公園を歩いていて目立つのが、「江戸東京たてもの園」の中に鎮座する、都電7514号です。
コレクションしている、Bトレの向かって右側の車両になりますね。
7500形は、1954年製の7000形の後継車の8000形(1956-1957)の老朽化問題で、1962年に20両作られた貴重な存在のようです(数字も逆戻りしている)。
天井には蛍光灯の他、扇風機が等間隔に4基設置されているが、暖房装置は設置されていないのだそうです。
夏熱く、冬寒いというやつですね。
時間があったら、こんどは「江戸東京たてもの園」に入ってじっくりと眺めたいと思います。
ところで、小金井公園は、いつも北口から入るのですが、帰りにもう一度北口から出ようとすると、道に迷っていしまい、東口の方へ行ってしまったり、小平口の方に行ってしまったりと、自分の方向感覚に自信がなくなります。
公園としては、それほど形は複雑ではないので、迷うはずがないのですが、道が曲がりくねっていて、方向感覚を狂わせるのと、広大な面積(日比谷公園の4.8倍、上野公園の1.4倍)にかかわらず、案内板が極端に少なく、かつ、目立たない。
そして致命的なのが、「北口」の方向を示す案内表示が存在しない(あるのかもしれませんが、歩いていて見当たりませんでした)ということが原因のような気がします(と、人の所為にする)。
常に、「西口」と
「東口」しか表示されません。
この「つつじ山広場」の先の、直接見通せないところに北口があります。
まあ、これだけ分析しておけば、次に行ったときは迷わないでしょう。
みっちゃんも「しっかりしてよ」と呆れています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます