みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

夏休みも終盤戦。だめ押しに無駄なものを買ってしまった。 Roland SC-88Pro

2018年08月24日 | MUSIC

 あっという間にお盆も終わり。夏休みも終盤戦。子どものころには憂鬱な気分になっていたころですね。そういう気分にならないだけでも、大人になってよかった。更にもう「じじい」ですから、サザエさん症候群なんていうのも記憶のかなたで、緊張感無くてボケないようにしなくては。

 ということで、暇に任せてデジマートのWEBを見ていたら、前から狙っていた、DTMの名機 Roland SC-88Pro が、夏休みセールということで、破格の送料込み7,980円で売っていたので、迷わずポチっとしてしまいました(ヤフオクならもっと安いのもあるんでしょうが、やっぱり楽器屋さんが売っているものでないと、信用度が...)。


 普段の相場はこんな感じですから、ジャンク品でないかぎり破格でしたね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】Roland ローランド / SC-88 PRO 【福岡パルコ店】
<span >価格:16200円(税込、送料別)

(2018/8/23時点)

 

 最近、VSTi、AUのプラグイン版のSC-88Pro が、本家のRolandから発売されていましたが、これが、15,200円しますから、どうせなら、本物の方が価値ありますよね(場所はとるけど)。 

 

 ついた品物を見てみたら、1996年発売とは思えない、すごくきれいな品物で、もちろん楽器屋さんが売っているものですから、完動品です。

 

 これで、当時DTM音源としてしのぎを削った、YAMAHA MU80 と Roland SC-88Pro の両雄をコレクションに加えることができました。

 

 当時、Roland がDTM 音源としてスタンダードの地位を築いていたところに、YAMAHA が、起死回生の逆転をねらって売り出したのが MU80。 

 Rolandの規格であるGS音源より後発のXG音源はエフェクトが充実していたため、機能面ではやや劣勢に追い込まれたRoland。そこで、MU80 を徹底的に研究して打ち出したのが、SC-88Proということになります。

 エフェクトにおいて強力な機能を搭載し、音色数も1,117音と圧倒的なもの(MU80 は750音色)で、更にDTM音源のスタンダードの地位をゆるぎないものにした記念すべき製品です。

 当時定価が89,800円(税別)もしたのに、大ヒットとなったのです(当時はみんな金持っていたんですね)。

 ところで、今回のハードには、当時ついていた、DEMO の88Pro用のMIDIファイルがついていないので(当時フロッピーですから、ついていても、今となっては読み込む方法がありません。なんという隔世の感)、インターネットから昔の Nifty-Serve に上がっていたような、88Pro用の曲を入手し、さっそく実力を試します。


 メモリーが当時としては、破格の42M搭載だったのですが、いまでは、ソフトシンセが数ギガというのがあたりまえですから、さすがに、ストリングスなどは、薄っぺらな昔の音がします。ただ、42Mのうち、4Mも費やしたピアノの音は明らかにMU-80より高品位で聴きごたえがあります。

 あと、ドラムキットも粒立ちが良くっていい音がすると思います。それから、Roland お得意のジャズスキャットや日本古典の掛け声の音声も収録されていて、さすが1,117音という感じです。

 懐かしい音がするとともに、PCの外部音源としては、いまでも十分通じる機材だと思います。それより、なにしろ当時高根の花だった、SC-88proの本物がPCの横に鎮座しているのは、それだけで楽しいものです。


 

 

 





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