世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

仕事考

2009年02月05日 | 仕事
仕事が減って、収入が減った。

大手企業が社員のアルバイトの解禁に踏み切るケースが出てきている。


アー、忙しい、忙しい、時間がない、時間がない

といっていられるほうが、安心できるようだ。

特に、日本人は。

「ワーク・シェアリング」 はあまり快く思わないらしい。

オーバーワークを戒める意味で、ひところもてはやされた 「ワーク・ライフ・バランス」 にだって、さほど関心を示さなかった。



どうも、「ゆとり」 がない。

「ゆとり教育」 も、日本では失敗に終わったくらいだから。


日本が世界第二位の経済大国になって久しい。

が、それ以後もあくせくあくせく働きずくめだった日本人。

「仕事が生きがい」 と誇らしげに高言して憚らない。

過労死ようつ病が問題視されたのがウソのようだ。


確かに 「勤勉」 は日本人の長所でもある。

あながち悪いことではない。



だが、それ以前にどうも時間の使い方が分からないらしい。

遊び方を知らないと言い換えてもいい。


空いた時間の使い方一つで、人生は大きく左右される。

「足るを知る」 ことを知らない。

お金をかけずに楽しむ術はそこら中にある。



だが、アメリカにして、

9・11後は、「Back to home」と声を合わせ、

今は、「Back to work」 と叫ぶ。



やはり、背に腹は代えられないのか。