世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

悩み

2010年05月01日 | 仕事
この時期、ボクを悩ませるものがある。


新緑の爽やかな季節。

敷地には、木々の花々に変わり、

庭一面に可憐な花が咲き乱れる。



だが、

可愛らしい彼女らを愛でる暇もなく、

お客様を迎える季節もやってくる。


敷地には、特に花壇というものは少なく

あらゆるところがナチュラル・ガーデンと変身する。


名も無き(名を知らない)色とりどりの花々が咲いているので

そこを横切るときどうしても踏みつぶしてしまう。


お客様のためには、通る道を作るため切らねばならない。


一生懸命咲き誇っている姿を見ると愛おしくて躊躇してしまう。


それでも泣く泣く切らざるを得ないのだ。


「どうか私を切らないで」 と彼女らが泣き叫んでいるようだ。


ボクは、ゴメンネと言いながら切り裂いていく。


とても全部は切れない。


出来るだけ残すように心掛けながら。


【教訓】

雑草という草は存在しない。

みんな一つ一つ名前がある。


同じく、雑用という仕事も存在しない。

雑にするから雑用になるのだし、

雑用と思えば、逆に実が入らなくなってしまう。


お茶くみやコピー取りも、心を込めれば立派なやりがいのある仕事になる。


下足番を雑用と思わず、心をこめて温めたことで、

天下を取った人物は、皆ご存知なはず。


「雑用ばっかりさせやがって」 と思うか、

与えられた仕事に心を込めるかで、

人生は大きく変わってくる。