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マックで転倒

2010年05月13日 | 国際
マクドナルドで滑って転んだ人が前歯を折って、賠償賠償訴訟を起こした、

と記事にあった。



中国での話。


記事の内容は以下の通り;


中国浙江省で、マクドナルドの店内で足を滑らせて転倒して前歯2本を折った女性が、店の責任としてマクドナルドに損害賠償を求めて裁判を起こした。中国新聞社が伝えた。

 訴訟を起こしたのは20代の女性で、2月26日に同省内のマクドナルド店舗に入って同僚と注文品について話していた際に足を滑らせて転倒、前歯を2本折ったという。その後女性は歯の治療費1万元あまりを店側に支払うよう消費者協会に訴えたが、店側はごく一部のみを支払う意思しかないことを通達され、怒り心頭に発した女性は現地の法院に訴えを起こすことを決意した。

 女性の訴えによれば、当日は雨が降っていて店内のええあrちな床が濡れていたにもかかわらず、店側は「転倒注意」のサインを出すなどの安全管理を怠ったとのことで、女性は「責任は店側にある」と主張している。これに対しマクドナルド側は「被告は著名な飲食チェーンとして、厳格に管理を行っており、滑りやすい状況が発生することはあり得ない。原告は成年であり、行動や危機管理は自分で責任を持つべきだ」と主張。さらに、当時の状況からして女性は食事目的ではなくトイレ利用もしくは近道のために店内に入ったとの疑いも示した。 (Serchina)




この記事を読んで、

少し前になるが、ニューヨークのマックで同様の経験をしたことが脳裏に浮かんだ。



階段で足を滑らせたご婦人が、トレーの商品をブチ撒いたのだ。

彼女は、やおら定員を呼ぶと、

「階段が濡れていたからこうなったのだ」

とクレームを付けた。


ボクの見る限り、濡れてはいなかった。


だが、定員はすぐさま新しい商品を持ってきて彼女に渡すと、

モップで床を拭き清めた。


ご婦人に怪我がなかったのが幸いしたのか、

それ以上のトラブルはなかった。




訴訟社会のアメリカでも、この程度で済んで

見ていてホッとしたことを思い出した。




客商売をしていると、

思わぬクレーマーが必ず現れる。



こんな時は、顧客損害賠償保険に入っていれば、

保険会社から治療費が支払われる。


ボクはそうしているが、

31年間経営していて、

この保険を使ったのは一回だけだ。



中国ではまだこの手の保険制度が一般に普及していないのだろう、

と思ってしまった。