世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ベトナムビジネス奮戦記

2013年05月25日 | 仕事
ベトナムに魅せられてはや5年が過ぎた。

ここ数年、現地でビジネスを展開すべく努力してきた。


そして、紆余曲折を経て曲がりなりにもカフェをオープンした。


   フランス人のワインのバイヤーたちと


そして一か月、苦戦しているようだ。

当たり前だが。




いくつか指示を出した。


名刺もチラシも作っていない。

これでは営業活動が全くできない。


お客のターゲットを絞り込んでいない。

店の雰囲気は完全に外国人向けなのに、地元のベトナム人も取りたいという。


気持ちは分かるがスタンスが定まっていない。



ロフト式の2階もあるが、完全にデッドスペースだ。




    いい雰囲気なのに

席数は20席はあろうかというのに、ほとんど利用されていない。


照明が暗くて、音楽の音量が大きく、うるさい。

ムードを出すためといい、他の店もみんなそうしているという。


確かにそんな店が多い。


横並びは農業民族の習性か。



スタッフが3人、パートナーを含めて4人もいる。


バーテンダーの男と、英語が堪能な女性マネージャー。

それにボーット突っ立ているだけの客引きの女性。


それぞれに結構いい給料を払う。

$150~$200/月だそうだ。



ベトナムでは外で飲み食いするアウトドア嗜好が強い。




狭いが、外のスペースを有効利用するよう指示し、

スツールではなくチェアを置かせた。


そうしたら、どうだ。

お客は好んでそこに座る。



一階のハイチェアはすわり心地が悪い、

しかも二人用だ。




二階のテーブルと入れ替えるように指示。

加えて、場所を取るだけのゲームボードを二階に移すように提言。


だが、どちらもやろうとしない。



客引き女には、最低20人のノルマを伝えた。

分かったのか分からないのか、キョトンとして動かない。



そして、週末パーティを開けと。

$10で飲み放題。

20人来れば$200。


月4回で$800稼げる。

人件費とテナント代は出る。


早速facebookでイベントを立ち上げ、

泊まっているホテルのマネージャーにもシェアしてもらった。



フリートーク方式がどこまでこのベトナムで通用するかどうかは別として、

やってみる価値はある。

経費ゼロなのだから。




さらに、ボクの好きなアオザイを着ろといったが、ものの見事に却下された。


「外国人はアオザイはあまり好きじゃない」

「バカ言え、みんな好きに決まっている。オレは外国人だぞ」


と言ってやったが、それでも応じない。



ちなみに、アオザイの下にショートパンツをはくことは

こちらではご法度だそうだ。


伝統衣装を冒とくしていると怒られた。


着物だって、ミニ着物があるというのに。




勝手にしろ! とブチ切れるわけにもいかない。

ここは粘り強く様子を見ながら対策を練ろう。



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5月24日(金)のつぶやき

2013年05月25日 | 音楽
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