世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ベトナムビジネス奮戦記 Ⅲ

2013年05月29日 | 仕事
店のマネージャーと話した。

彼女の英語は、ベトナム人らしからぬ流暢さだ。


ここへ来てまだ6日。

だが予定の半分が過ぎた。


香港から合流したN氏も2日間という短い滞在を終え、

けさ早く旅立った。



ベトナムのカフェやパブ状況はボク自身イマイチ掴めていない。

毎日が勉強といったところだ。


まずは、周囲のベトナム人との信頼関係を築くことが先決だろう。




ここに常駐するわけではないので

経営者というよりオーナーであり出資者に過ぎない。


スタッフは経営者目線で意見を求めるが、

ボクはあくまでお客目線で考えて発言するしかない。


そこの立場を明確にする必要がある。




それは、フリートークにおいても同じだ。

一切をマネージャーに任せている。

相談にはのる、といった立場だ。


だが、フリートークでは実際現場にいることが多いのでお客様との接触も多い。

それだけに、時にスタッフとしての仕事もこなす。


それに何の抵抗も矛盾も感じない。

むしろお客様と居る時間を楽しいという実感が先行し、お蔭で疲れも吹っ飛ぶ。

まさにファミリーといった感覚だ。


それはすべてマネージャーのお蔭であり、感謝している。


そしてこの2年間、フリートークで学んだことは数知れない。


それが、ここベトナム・ハノイでの経営に生かせるのかが今まさに問われている。




ボクは今貴重な体験をさせてもらっている。

例え状況がどう転ぼうとも、この経験だけは財産となる。


人生は、死ぬまで勉強であり、試練の場である。


例え寝ている間でも、心臓は動き、血液は流れる。

そして目覚めとともに肉体が活動するように、

一時たりとも動きを止めることは出来ない。


常に脳を働かせ、考えを巡らせ、

肉体を動かす、すなわち行動しなければ人生の意味はあせるだろう。






ハノイの街はどこもが生気に満ちている。

そのエネルギーを充電しながら後半の滞在を有意義に過ごしたい。



昨夜は、この6日間で最もお客さんが多かった。

徐々に増えているように手応えを感じる。


さあ、今日も働かせていただこう!


悪戦苦闘を楽しみながら。


生きている証のために。