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移動距離 動と静

2014年09月29日 | ライフスタイル
          写真はプノンペン(カンボジア)



「人生の経験の数は移動の距離に比例する」By Asay


家と学校、塾、

あるいは、家と会社、行きつけの飲み屋など

人にはある行動パターンがある。


あるいは、ほとんど日がな一日家の中で過ごす人もいるだろう。


ボクも例外ではない。

日本にいる時、普段はほとんど1キロ四方に行動が限られる。

街中にいると、その範囲でほぼすべての生活が成り立つからだ。


それでも週に一度自然の中に帰る。

森の中では、務めて動かない。


禅でいうところの「只管打坐(しかんたざ)」に徹する時もある。

「只管打坐」とは、曹洞宗の祖、道元が唱えたただ一心に座ることを意味する。


心に乱れを生じたときは大方これで解決する。


以前、山陰の旅で福井県の永平寺を訪ね、

石川県の総持寺で修行僧と寝食を共にし、

また、横浜にいたときは、週末鎌倉の建長寺や円覚寺を訪れ写経や写仏などの経験を積んだ。




移動の距離では、人後に落ちない( not fall behind the others) 自信がある。

それは万歩計や車の走行距離の比ではない。


8対2に法則に照らし合わせれば、

生活の中に、動が8に対して静を2取り入れれば心のバランスがとりやすいだろう。


動は変化をもたらし、静は安定をもたらす。


そういえば、世界の偉大なる歴史的人物は、例外なく移動の神様であったような気がする。




【参考】


Webメディアのtabilaboの記事から抜粋してみた。


歩み続ける!

人生の中で「移動」を続けた方が良い、5つの理由



いつもの家、いつもの学校、いつもの職場にいつもの顔ぶれ。

ひとつの環境で生活することには、沢山の良いポイントがある。


付き合いの長い人間関係は濃くて、住み慣れた街は、どこに何があるのか全部頭に入ってる。

どこで何が起こっているのかだってすぐに耳に入ってくる。


でも、そんな場所にずっといることで見えなくなっていく物も、世界にはたくさんある。

移動することは決別することじゃない。移動とは新たな旅の始まりのことだ。


インターネットで世界が繋がり、色々な場所を感じることが出来るようになった今でも、

一歩踏み出すことで初めて見える世界のカタチは、想像よりずっと感動的だ。


移動すること自体で得られるポジティブな要素を世界の話題からピックアップして紹介する。



① 仕事を得る機会が増える!


場所や環境が変われば、必要なモノや、価値のあるモノ、そして必要とされる「ヒト」だって変わる。

自分のしたい仕事があるけれど、それが求められていない場所だって当然ある。

色々な場所を知って、移動し続けることで自分を必要としてくれる「場所」があるかもしれない。

それを追い求める旅はきっと楽しい。



② 「異文化」に触れられる


めまぐるしく旅をしていた人でさえ、

ひとつの場所に留まり生活を続けることで、たったひとつの文化の中に無意識にはまり込んでしまう。


新しい友達に出会い、新しい情熱に触れる。

語りきれない色々なコトが世界にはある。


世界がどれだけ色とりどりに存在しているかということを知ることが出来る。

そうすれば今まで理解できなかった物が理解できるようにだってなる。



③ 依存することなく、自立できる


新しい土地へ移動することは、今まで頼っていた色々な存在から距離を置くことでもある。

自分の責任で全てを管理することには、手間や時間がかかる反面、限りない自由がある。

自分にあった方法で、自分の行きたい場所、やってみたいことを選べるのだから、

今まで面倒に思っていたことも全力でやってみたいと思えるようになる。


色々な課題を自分のやり方でクリアしていくことで、経験豊富な自立した人間になることが出来るはず。



④ 自分にあった土地で暮らす効果


雨が多くて、曇っている場所。人が集まり、最先端な物であふれる場所。

自然が多く、静かなところや、いつも晴れてて陽気な街も。


世界には色々な土地がある。

そして産まれた土地が必ずしもあなたに適しているとは限らない。

子供がいるなら治安が良くて、賢い学校のある街へ移動するのが良いかもしれない。

海が好きならビーチの近くで暮らすのが幸せかもしれない。

どんな場所が自分に合うかは、今いる場所を離れ、新しい場所へ行ってみる以外方法はない。



⑤ 知られざる愛に出会える


新しく出会うのは当然モノや環境だけじゃない。

もしかしたら今まで見たこともないくらい愛おしい人に出会うかもしれない。

今いる場所に運命を感じる人がいなくても、環境を変えるだけで可能性は無限大に広がる。

愛する人を見つけたら全力で愛して、合わなかったらまた出発すれば良い。



   
ずっと同じ環境にいることで、飽きがきて、気持ちが沈んでしまうことはある。

住み慣れた場所から出発することは別れでもなんでもない。

「さよなら」じゃなくて「またね」と行ってその場を去ればいい。

そこに居続けることで未来が見えなくなるのなら、新しい場所で新しい景色を見てみよう。

もしダメだったら「ただいま」って言えば良いだけだ。



移動を繰り返すことは、新鮮な気持ちを取り戻すには最適な方法だ。

うまくいかない時や、相性の良くないコトだって世界には沢山ある。

様々なしがらみに身動きが取れなくなってしまったら、一度そこから離れて、また別の所で新しい生活を始めてみれば良い。



自分の暮らしをもう一度考えてみるのも良いかもしれない。

今いる環境がどれだけ幸せなのかというのも、移動しなければ見えてこない景色のひとつかも知れないのだから。