世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

哲学的思考

2016年03月10日 | 100の力
幸せ、成功、自由といったものについて考えてみた。

この3つのテーマについて

共通して切り離せないカテゴリーがある。

それは、

お金である。

一般的には、あるいは世俗的には

お金がれば、お金さえあれば上の3つのことはすべて手に入ると考えがちである。

お金があれば、幸せになれる。

お金があれば、成功できる。

お金があれば、自由を手に入れられる。


しかし、これらはすべて幻想にしか過ぎない。

そして、これを心底理解できる人はごく一部であろう。

いまだに、物欲、拝金主義の人がほとんどだ。

とうにそういう時代は終わっているというのに。


幸せとは、

愛する人と共(伴)にいることなのだ。

それが、家族でも仲間でも。

そして、いかなる境遇においても

幸せと感じ共有できることだ。


成功とは、

どんな困難にあっても負けず、くじけず、

試練に伴う苦しみや悲しみを乗り越えて、

自分の心や魂を磨き成長させることなのだ。

決して富や偉業をなすことではない。


一度や2度、いや何度でも失敗や挫折を繰り返しても、

ありのままの自分を受け入れ、自分を認め、許し、

前向きに生きる人生を貫くことこそ成功への道なのだ。


自由とは、好き勝手することではなく、

その場その場で生き方を選べることだ。

つまり選びうる能力を指す。

つまり他者の意志にではなく、自己自身の意志に従って行動できることを意味する。


畢竟、

いかなる境遇においても、

そのすべてを受け入れ、

人生は素晴らしい、人生は生きる価値があると思える心があれば、

人は幸せであり、

自由を得て成功していると言えるのではなかろうか。


お金は。あくまでもその一つの手段に過ぎない。

そして、多くの人が思うほど必要としないものである。


お金がなければできないものなど何一つない。

そう確信できた時点で、

幸せも、成功も、自由もほぼ手に入れたに等しい。



【お金についての考察】

お金というものは、

ただ漠然とお金持ちになりたいとか、

お金儲けをしたいとか、

お金をたくさん貯めたいとか思っていても

なかなかそうなるものではない。


万が一そうなったとしても、かえって身を持ち崩してしまうのが関の山だ。


はっきりした目的、使い道、

それも私利私欲を満たすものではなく、

何か役に立つものであれば、

自ずと集まってくる。


それには、

共感できる志を立てることが先決である。


本当のお金持ちとは、

慎(つつ)ましく約(つづま)やかなものだ。

そして、財をなした人のすべてが、

その使い道を慈善事業に向けている。


いたずらにお金やモノを持って裕福になると、

余計に悩みが増え、妬みや憎しみまで買ってしまうことになる。


上記の、幸せ、成功、自由を手に入れるために唯一必要不可欠なものがある。

それは、

健康である。

これは、身体だけを意味するものではない。

むしろ、精神、心の占める割合が大きい。


心の持ち方一つで、

すべては即座に手に入る。

なぜなら、

そう感じればいいだけだから。


【格言】

「お金で買えるものは、

幸福や自由ではなく、

悩み、妬み、そして憎しみである」 by Asay
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月9日(水)のつぶやき

2016年03月10日 | 100の力
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする