世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

巨木逝く

2019年07月16日 | 100の力
「阿蘇瞑想の森」と名付けている裏の森には

以前から10本ほどの椎の木の巨木がある。


おとといべトナムから帰ると

そのうちの一本の木が倒れていた。



根元から折れたというか、裂けた無残な姿をさらしていた。

まるで雷に打たれたかのようだ。




昨年も別の一本が自然倒木した。


いずれも、曲がって、しかも偏って伸びるために、

自らの重みに耐えかねて折れたものだ。


樹齢数百年はしているだろう。

他の木もいずれそうなるのであろうか。

(点検しなければ)


恐竜の絶滅を彷彿とさせられた。


特に、今回は大雨に長くさらされ、

自重が増したものと思われる。


それに、この木は根元に空洞ができており、

基盤を弱くしていたようだ。




家に一番近く、

最も親しみのある木だった。



瞑想にもよく使った。

木からの「氣(エネルギー)」を戴いたものだ。


幸い、家側でなく、

反対の川側(布田川)に倒れたのも天の配慮があったのかもしれない。


お塩をかけ、

感謝とともに供養をした。


かなりの時間はかかるだろうが、

薪にして弔おう。


これもまた、

自然の恵みなのだ。


死を無駄にはしない。