世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

瞑想世界旅

2019年07月27日 | 100の力
時折、無性に旅がしたくなる。

(ついこの前までベトナムにいたというのに)


そうだ、ネパールへ行かなければ!

(突如、宇宙からお告げが下りてくる)


「瞑想」をもっともっと極めるためにも。


「旅と瞑想」は切っても切れない縁(関係)がある。



スリランカの山奥で、



ミャンマーの遺跡で、



タイの寺院で、



インドの菩提樹の木の下で、



そしてネパールのヒマラヤの麓で

瞑想修業を積んだ。




「只管打坐(しかんたざ)」

ただただ、座る、坐る、据わる。




ヒマラヤの麓で待っている人がいる。

アルプスの少女ならぬ、

ヒマラヤの娘。




2015年、4月、

ネパールの首都カトマンズで

マグニチュード8クラスの地震が起きた。


ヒマラヤの麓にある彼女の家は壊滅状態だった。


「Help!」

悲痛な叫びが届いた。

その時はどうすることも出来なかった。

自分の不甲斐無さに下唇を噛んだ。


そのちょうど一年後の2016年、4月、

熊本大地震が立て続けに二度も起きた。

ボクは震度7の震源地にいた。


その時決心した。

ネパールに行かなければ、と。

居ても立ってもいられなくなった。

ボクはヒマラヤを目指した。


壊れかけた彼女の家に泊まった。

電気も水もない。



彼女の家族と

ヤギと暮らした。




それから、二度、三度と彼女を訪ねた。


そして今、

またネパールに行かなければ。

彼女を救いに。



【余談】


2連続で

「魔女」に散々泣かされた。

不信感が募る。


彼女が「雪女」でないことを祈る。