世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

自粛で預金が50万円

2020年06月30日 | 100の力
早いもので、

今日で一年の半分が終わる。


思えば、ここ15年ほど、

預金ゼロの借金生活が続いていた。


借金生活は今も変わらないが

ここへきて異変が起きた。



なんと、

Stay Home(自粛)のお陰で

この3か月の間で

50万円貯えができたのです。


わずかとはいえ、

15年ぶりの快挙です。


入ってくる収入はわずかでも

使わないのだから。


というか

使いたくても使えない。



飲食費(特に外食、パーティーなど)がほぼなくなった。

(ホームパーティはよくやるが)


お義理の付き合いもする必要が無くなった。

(オンラインで十分)


出かけないのでガソリン代など、交通費が減った。

たびたび行っていた福岡や東京も行くことがなくなった。

(Zoomで事足りる)


そもそも衣服や雑貨などのモノは買わない。

100円ショップやコンビニでは買い物をしない。


ネットショップも極力しない。

("アトミ"で洗剤やシャンプーなど日用消耗品品を買うくらいだが、安い!)


健康だから医療費や薬代もほとんどかからない。


今のところ、

借金(借り入れ)の返済がモラトリアム(返済猶予)でしなくていい。

(まだ500万円以上あるが)



コロナのお陰で、

かなりゆとりある生活が送れています。


不謹慎かもしれないが、

もうこの状態のままでいいのでは、とまで思ってしまう。

(決して本心ではないが)



なぜ、これまで預金ができなかったのか。

それなりに収入はあったのに。


理由ははっきりしている。


すべて旅(海外)で消えていた。

だいたい年間、50~60万円は海外の旅に使っていた。


その旅さえできなくなった今、

お金を使うところがない。


行きたくても行けない、

使いたくても使えない。


海外が解禁になれば

堰を切ったようにすぐに出かけるだろう。

(いつのことになるか分からないが)



だからといって、何もしないで退屈な訳ではない。



しっかりと

この3か月で家を建てた。


ツリーハウスだが、

立派な住居だ。


        (玄関灯を付けた)

それにも

6000円しかかけていない。


       (読書灯も完備)


汗水たらして

一所懸命働いて

そこそこ収入があるのに

なかなか貯えができない人が多い。



それは何故か?

理由は明白。


収入以上に使うからだ。



使わなければ、

少ない収入でも蓄えはできる。



何に使うのか?


飲食費、

衣料費、

遊興費、


携帯などの通信費、

そして

医療費。


医者に掛かれば時間も使うことになる。


毎日喰うためだけに仕事していると、

ストレスで身体を壊す。


物を買ったり、飲食で憂さ晴らしをしなければならない。


いわゆる

"Rice Work"である。


消費というより、

浪費が多い。



そもそも

仕事そのものの選択を間違える。


お金のために、やりたくもない仕事をする。


そして、

無駄なお金が出ていく。


この悪循環に陥っている人が少なくない。



要は、

無駄な支出を抑えれば

小さい収入でも

貯えもでき、

十分楽しく暮らしていけるのだ。



不要不急の外出を抑えるより、

不要不急の支出を抑えることがより重要な意味を持つ。



家賃が払えなくて寝る家もない、

今日食べるお金が無い、

それでも生きていける。


それが日本の良いところ。


まずはどん底まで落ちてみるのも一つの手段かもしれない。



経済優先、

消費(浪費)社会のこれまでは、


働いて、

儲けて、

使え、

が主流だった。


そうして

経済が回っていたからだ。



給付金の10万円は

使うべきだ。


消費に回して、

経済を活性化すべきだ。


居酒屋へ行って飲み食いしよう、

(実際は、キャバクラやパチンコ?)

物を買おう、

旅行(Go to キャンペーン)へ出かけよう。


世の中、

そういう掛け声が勇ましい。



一方で、

家族で楽しむことを知った。

大切な人のそばにいる喜びが分かった。

今あるものを工夫して使う、楽しむ術を知った。


幸せや豊かさは

足元にあるのが分かった。


"New Life Style"


「ポストコロナ」

「ポスト資本主義」でもある。



命か経済か、の二者選択的思考ではなく、


命と生き方の問題である。