久しぶりに映画館で映画を見た。
正確には、日本のがつくが。
(ご無沙汰だったのは、このこと。何だと思った?))
ベトナムやフィリピンでは400円~500円で見られるので
ときどき映画館に行ってた。
大型スクリーンのIMAXでも500円で見られる。
後は、ベトナムで最新の映画の海賊版DVDを買い込んで観ることが多くなってしまった。
一枚60円ほどで買えるので。
日本の映画館にまで足を運んで、高いお金を払って観たいと思う映画が少なかったのも
最近足が遠のいていた理由の一つだが。
という訳で、昨晩はかねてから見たいと思っていた映画を観に行った。
なかなか行く機会がなく、昨夜は急にムラムラとどうしても行きたくなったのだ。
(この表現が顰蹙と誤解を生むことになるのだが)
そこで冷たい雨の中を、ナイトショーへと走った、車でだけど。
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イヤー、2時間、ほとんど泣きっぱなし。
号泣(cry like a baby) に近かった。
お客さんが10人ほどしかいなかったので助かった。
で何を観たのかというと、
何かと話題の「レ・ミゼラブル」
ブロードウェイでもこのミュージカルはずいぶん昔に見た。
ミュージカルは大好きだ。
ジャンバルジャンを自分に照らし合わせて、感情移入してしまった。
犯した些細な罪(パンを盗んだ)を一生引きずって生きていく姿を自分に投影して。
罪深い自分がそこにあった。
それに、あのバリケード。
革命を起こそうとする若者たちにも自分の学生時代を彷彿とさせられた。
ボクも彼らのようにバリケーの上で旗を振り、
機動隊に向かって、銃こそ打たなかったが、
火炎瓶を投げたり投石をした日の頃が昨日のように思い出されたのだ。
それに、娘をとつがせる父親(本当の娘ではないが)の気持ちもかぶってしまった。
そして、罪深い自分を恥じた。
だから今は贖罪(expiation)の時。
ただ悔い改めようとは思わない。
十分に付けは払わされているから。
(I have to pay.)
期せずして、二人の自分がその中に居て、ダブってしまった。
そして
自由と愛、慈悲と正義、
自分とは何だ(Who am I?)
など 多くのことがストーリーの中で問われる。
法(論理・建前)を正義だと思って貫こうとするラッセル・クロウと
慈悲と愛にすがるジャンバルジャン(ヒュー・ジャックマン)。
最後は、慈悲と愛が勝つ。
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英語もわかりやすかった。
台詞も歌も。
歌は口パクでなく生歌だと聞く。
その臨場感がマジで伝わってきて、ボクの心を打った。
英会話の教材にはいいかも。
今度ベトナムで60円の海賊版買ってこよう。
ア、今は円安で80円くらいになったかも。
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昨夜、(映画を観たくなって)ムラムラすると面白半分で書いたものだから
多くの人からまた顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまった。
ボクの日ごろの言動がイメージを作っていることも否めない。
それに、わざとこんな風にばっかり書くもんだから
ほとんどの方が誤解する。
またわざと誤解を招く書き方だが。
残念ながらみなさんが想像したようなところへは、ボクは行きまシェン。
時間とお金の無駄。
精力も。
愛の無いSEXには全く興味がわかない。
だけど、ボクは誤解を恐れない。
なぜなら、自分に真っ正直な人生を歩んでいるから。
心の内を明け透けにしても、人生たかがこんなもんなんだ。
コソコソしたって、お天道様はすべてお見通し。
一見真面目そうな奴ほど、人に言えないことを影でやっている。
とはいえ綺麗ごとだけで生きていけりゃ誰も苦労はしない。
恥を晒して正々堂々と生きてみようぜ。
※ ボクを本当に知っている人(友人・知人)は
昨夜のfacebookの近況を読んで、
またあいつがやらかしてる、と分かってほくそ笑んだはずだ。
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というわけで、
顰蹙(ひんしゅく)と軽蔑をもたらした昨夜の近況報告が思わぬ副産物を産んだ。
音信不通だった娘が
親父のあまりの不甲斐なさに業を煮やして自分からコメントしてきた。
こちらから連絡しても、ほとんど返事をしてこない娘だったが。
やっと来たか、という気分だ。
嬉しくなった。
去年、7月君の結婚式でニューヨークで話した時以来だね。
オヤジに意見するようになったかと思うと、嬉しい。
もっと言いなさい。
お父さんに意見しなさい。
今までの想いを、ありったけの想いを吐き出しなさい。
聴いてあげるよ。
キミがそうして言ってくるのを今か今かとずっと待っていた。
ちょうど君のお姉さんが、そうだったように。
辛い思いをさせて、ゴメン。
もうすぐ誕生日だね。
いつだって君のことを思っているよ。
いつも君の味方だよ。
お父さんは君のことを誇りに思っている。
信じてもらえないかもしれないけど。
No news is good news.
だと思って黙っているけど、
困ったことがあったら、何時でも言ってきなさい。
My heart door is always open for you.
【格言】
強い親は敬遠される。
ふがいない親ほど気に掛けられる。