カンボジア経済

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2014年02月10日 | 一般
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IMF IV条協議結果2013 マクロ経済の好調を評価

2014年02月10日 | 経済
 国際通貨基金(IMF)は、IMF協定第IV条に基づき、毎年加盟国政府と政策協議を行うこととなっています。昨年11月に行った2013年のカンボジアとの協議結果詳細について、2月4日にIMFから発表がありました。
 主なポイントは、(1)カンボジア経済のエンジンである縫製業輸出、観光は好調が続いている。不動産・建設セクターも順調。2013年の成長率は7.0%、2014年は7.2%と予測、(2)物価上昇は問題なし。2013年は2.9 %、2014年は3.4%と予測、(3)経常収支赤字は、輸出競争力の向上と輸出先の多様化により縮小傾向にある。(4)外貨準備は2013年38億ドル(輸入の3.6か月分)、2014年43億ドル(輸入の3.7か月分)を見込み安定的、(5)実質実効為替レートは2008年以降安定的に推移、(6)財政赤字も対GDP比0.5%程度に縮小している、等です。なお、添付されている債務持続性分析報告書(DSA)では、カンボジアの対外債務の状況を「低リスク」に分類し、当面問題ないものとしています。
 カンボジアの経済のリスクとしては、アメリカの金融緩和縮小、ヨーロッパの成長鈍化等の世界経済の動向や、最近の労使紛争の影響等が挙げられています。
 IMFの理事会では、このレポートに基づき、カンボジア経済の良好な実績、カンボジア政府の慎重な経済政策、税収の増収努力と好実績を高く評価しています。また、インターバンク市場に欠かせない譲渡性預金証書(NCD)の創設を評価し、NCDを利用したオープンマーケット政策に期待を表明しています。同時に、高度にドル化した経済の中で金融政策が限定されていることもあり、不動産・建設セクターへの貸付急増等の急速な信用拡大には懸念を示し、金融危機等の万一に備えた経済政策の準備と拡充を勧告しています。
 非常に詳細な英文のレポートですが、統計数字等については最も信頼が置けます。下記のIMFのサイトをご覧ください。

IMFの発表
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2014/pr1434.htm

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