10月7日、日本物流団体連合会(物流連)は、海外物流戦略ワーキングチーム会議を、東京で開催しました。このワーキングチームは、海外に展開する物流事業者が直面する課題で、個々の企業によっては解決が難しい課題に、 官民連携して取り組むことを目的としています。メンバーは、物流事業のアジア進出の実務に携わる会員企業及び国土交通省関係者により構成されています。
会議では、まず国土交通省より、今秋に予定しているカンボジア等との政府間対話について説明されました。また、カンボジア総合研究所の鈴木博チーフエコノミストより、「カンボジアの概況」と題し、最近の政治・経済状況や、課題の説明が行われました。カンボジアは、インフラや通関手続等で課題は残るものの、低賃金と南部経済回廊を活用して外資の誘致に成功しており、高成長が続いているとの説明がありました。また、アジア開発銀行の支援 を受けて、通関手続をわかりやすく解説した「通関ハンドブック」(英文)を作成中であることが紹介されました。その後、事前にメンバー企業に対しアンケートを実施した「カンボジアにおける事業活動の現状と課題」について、各企業より発表が行われ、通関に係る費用が高額であること、手続きが煩雑で時間的に数週間かかるケースがあること、電気料金が周辺国と比較しても高額であること等、制度面やインフラ面を中心とした課題の抽出と情報共有が図られました。最後に事務局より、11 月に実施を予定している、カンボジア・ラオスの海外物流実態調査計画について概要説明が行われました。
日系企業にとって、南部経済回廊の物流の整備が重要な課題となっていることが実感されました。
日本物流団体連合会の新聞発表
http://www.butsuryu.or.jp/images/pdf/news/390.pdf
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会議では、まず国土交通省より、今秋に予定しているカンボジア等との政府間対話について説明されました。また、カンボジア総合研究所の鈴木博チーフエコノミストより、「カンボジアの概況」と題し、最近の政治・経済状況や、課題の説明が行われました。カンボジアは、インフラや通関手続等で課題は残るものの、低賃金と南部経済回廊を活用して外資の誘致に成功しており、高成長が続いているとの説明がありました。また、アジア開発銀行の支援 を受けて、通関手続をわかりやすく解説した「通関ハンドブック」(英文)を作成中であることが紹介されました。その後、事前にメンバー企業に対しアンケートを実施した「カンボジアにおける事業活動の現状と課題」について、各企業より発表が行われ、通関に係る費用が高額であること、手続きが煩雑で時間的に数週間かかるケースがあること、電気料金が周辺国と比較しても高額であること等、制度面やインフラ面を中心とした課題の抽出と情報共有が図られました。最後に事務局より、11 月に実施を予定している、カンボジア・ラオスの海外物流実態調査計画について概要説明が行われました。
日系企業にとって、南部経済回廊の物流の整備が重要な課題となっていることが実感されました。
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