カンボジア経済

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2021年03月29日 | 一般
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新型コロナ カンボジアの状況 3月29日 感染拡大続く 死者10名に

2021年03月29日 | 経済
 カンボジアは、新型コロナウイルスの国内感染は、他国に比べれば低いレベルにあります。死者は10名(3月21日から7名増)です。3月28日の保健省の発表によれば、累計陽性者数は2233名(3月21日から543名増)となっています。治癒数は1166名(3月21日から216名増)です。先週の新規陽性者のうち、536名は2月20日市中感染事件による陽性者でした。それ以外の先週の海外帰国・入国者の新規陽性は7名でした。
 国内でのクラスターとしては、11月3日事変(陽性者4名:終息済)、11月28日市中感染事件(陽性者41名:終息済)に加え、2月20日市中感染事件が発生しました(3月28日現在陽性者1708名)。今回の感染は、中国人女性が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げるという悪質なケースでした。感染は地方部にも広がり、プノンペンだけでなく、シアヌークビルやカンダールで陽性者数が急増しています。
 海外帰国者の陽性者も、空港での検査や2回目以降の検査等で引き続き発見されています。大規模クラスターが発生しているタイから出稼ぎ労働者が帰国していることもあり、タイと国境を接しているバッタンバン州やパイリン州で帰国者91名(3月21日から変動なし)が陽性と確認されました。
 3月28日現在死者は10名となっています(3月21日から7名増)。死者は、カンボジア人男性75歳、カンボジア人女性62歳、カンボジア人男性55歳、中国人男性43歳、カンボジア人男性38歳、カンボジア人女性72歳、カンボジア人女性76歳でした。ご冥福をお祈り申し上げます。
 3月26日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチン150万回分がプノンペンに到着しました。政府では、ジョンソン&ジョンソンのワクチンの調達も進めており、今年中に1000万回分を調達し接種を完了したいとしています。カンボジア保健省は、3月23日から60歳以上の高齢者を対象に、新型コロナウイルスワクチンの接種を開始し、15日間で5万5700人への接種を完了したいとしています。更に、縫製業の労働者への接種も近く開始する方針で、カンボジア縫製製造業協会(GMAC)に対し、加盟する縫製工場と協力の上で、接種を担当する医師を確保するよう要請しました。また、駐カンボジアの外交官へのワクチン接種も開始されました。外国人への接種について、日本人会及び日本人商工会では、接種希望者の事前登録を呼びかけています。詳細は、日本人会や商工会の通知をご覧ください(締め切りは本日3月29日ですのでご留意ください)。
 3月24日、保健省は、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保を義務付ける政令を再通知し、国民の協力を求めました。違反した場合、20万リエル~100万リエル(約5500円~2万1800円)の罰金が課されるとしています。
 3月23日、宗教省は、全ての寺院に対し、新型コロナへの注意を喚起するために一日5回鐘・太鼓を鳴らすように要請する通知を発出しました。
 3月26日、労働省は、2020年労働許可証を有する外国人に対し、労働許可証の有効期限を5月末まで延長するとの通知を発出しました。新型コロナの影響で帰国できない外国人を救済するためとしています。
 カンボジアでは、3回目の国内クラスター発生と対策法の施行で、全般的に防止対策が強化されています。また、街中の人出は大幅に減少しているものと見られます。カンボジアの陽性者数や死者数は、欧米や日本に比べると圧倒的に少ないのですが、医療体制が脆弱という弱点があり、いわゆる医療崩壊の懸念が残ります。マスク、手洗い、アルコール消毒等の感染対策を十分に行う等、十分な注意が必要です。なお、出入国手続き等につきましては、日本・カンボジアともに頻繁に変更されていますので、日本大使館のサイト等を十分にご確認ください。
(写真は、新型コロナ禍でも埋め立て工事が進むプノンペン南部のメコン河畔)

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在カンボジア日本国大使館のサイト
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000197.html


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