4月27日、カンボジアとアラブ首長国連邦(UAE)は、2国間の包括的経済連携協定(CEPA)を締結することで合意したと発表しました。カンボジアのパン・ソラサック商業相とUAEのサーニー・ビン・アフマド・アール・ゼイユーディ貿易担当国務相は、CEPAについての交渉を終了し、締結合意に至ったとの共同声明に署名しました。2022年の両国の非石油貿易額は対前年比31%増加の約4億100万ドルとなり、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と比べて2.5倍に達したとのことです。
包括的経済連携協定により、関税の撤廃・引下げ、非関税障壁の削減、物品・サービス貿易や投資の振興等による二国間貿易の拡大と多様化を促進する効果が期待されます。カンボジア側は、穀物、フルーツ、肉類、加工食品、衣類、靴、革製品等の輸出増加が期待されます。UAEは、機械、潤滑油、自動車及びその部品等の輸出増加、物流・インフラ・観光・再生可能エネルギー等の分野での投資機会の増加等を期待しています。
カンボジアにとって、UAEは現在の貿易相手国としては上位20位にも入っていないものの、2027年に予定される後発開発途上国からの卒業に伴う主要国の特恵関税の資格喪失に備えて、貿易相手国の多様化を図る必要があり、その一歩としては重要なものと見られます。
UAEの発表(英文です)
https://www.moec.gov.ae/en/-/uae-and-cambodia-conclude-comprehensive-economic-partnership-agreement
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包括的経済連携協定により、関税の撤廃・引下げ、非関税障壁の削減、物品・サービス貿易や投資の振興等による二国間貿易の拡大と多様化を促進する効果が期待されます。カンボジア側は、穀物、フルーツ、肉類、加工食品、衣類、靴、革製品等の輸出増加が期待されます。UAEは、機械、潤滑油、自動車及びその部品等の輸出増加、物流・インフラ・観光・再生可能エネルギー等の分野での投資機会の増加等を期待しています。
カンボジアにとって、UAEは現在の貿易相手国としては上位20位にも入っていないものの、2027年に予定される後発開発途上国からの卒業に伴う主要国の特恵関税の資格喪失に備えて、貿易相手国の多様化を図る必要があり、その一歩としては重要なものと見られます。
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