11月8日、カンボジアで身柄を拘束された日本人の特殊詐欺グループ25人について、北海道に住む女性から現金をだまし取ったなどとして、日本の警察は、カンボジアから日本に移送中の航空機内で逮捕しました。このグループは、少なくとも8道府県の特殊詐欺事件に関わっているとみられ、警察は実態解明に向けて本格的に捜査する方針です。
カンボジアから移送され、航空機内で逮捕された20歳から42歳の25人は、羽田空港に到着後、埼玉県内の警察署に身柄を移されました。逮捕されたのは、職業不詳の石原寛和容疑者(29)ら25人です。調べによりますと、今年3月から8月にかけてカンボジアに順次入国し、現地から日本の被害者に電話をする「かけ子」として、拠点にしていたプノンペン市内のアパートから、日本の高齢者を中心にうその電話をかけていたとみられ、9月に現地の捜査当局に拘束されていました。警察によりますと、拠点のアパートの一室からは複数のパスポートがまとめられた状態で見つかっていて、逃亡できないよう管理された状況だった疑いがあるということです。
カンボジアでは、中国系犯罪集団を中心とする特殊詐欺グループの摘発が続いています。フン・マネット首相も、主要な根拠地となっているシアヌークビルの治安回復に意欲を示しています。この問題は、カンボジアのイメージを大きく傷つけており、観光にもダメージを与えているものと見られます。関係国と協力しつつ、カンボジア政府が断固たる対応をとることが期待されます。
(写真は、犯罪イメージが打撃となっているシアヌークビル)
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カンボジアから移送され、航空機内で逮捕された20歳から42歳の25人は、羽田空港に到着後、埼玉県内の警察署に身柄を移されました。逮捕されたのは、職業不詳の石原寛和容疑者(29)ら25人です。調べによりますと、今年3月から8月にかけてカンボジアに順次入国し、現地から日本の被害者に電話をする「かけ子」として、拠点にしていたプノンペン市内のアパートから、日本の高齢者を中心にうその電話をかけていたとみられ、9月に現地の捜査当局に拘束されていました。警察によりますと、拠点のアパートの一室からは複数のパスポートがまとめられた状態で見つかっていて、逃亡できないよう管理された状況だった疑いがあるということです。
カンボジアでは、中国系犯罪集団を中心とする特殊詐欺グループの摘発が続いています。フン・マネット首相も、主要な根拠地となっているシアヌークビルの治安回復に意欲を示しています。この問題は、カンボジアのイメージを大きく傷つけており、観光にもダメージを与えているものと見られます。関係国と協力しつつ、カンボジア政府が断固たる対応をとることが期待されます。
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