カンボジア経済

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オクニャモン港

2009年05月04日 | 経済
 シアヌークビル港近くにある小規模ながら国際港です。「オクニャ」とは、カンボジアの敬称です。港のオーナーは、モンレッティ財閥とタイのジョイントベンチャーです。そこで、オクニャ+モンレッティで「オクニャモン」港というわけです。
 水深が4.5メートルと浅いため、小型の船やバージのみが着岸できます。近隣のタイやマレーシア、ベトナム等から、一般貨物(電気製品等)や建設資材(セメント、パイプ等)が輸入されています。これまで大量にこの港から輸入されていた野菜や果物(タイ産)は、昨年開通した国道48号線経由で車で輸入されるようになったため、ほとんど扱わなくなっています。残念ながら、この港から輸出する品目はほとんど無いとのことで、今後空コンテナ等を扱うことを検討中とのことでした。
 なお、モンレッティ財閥は、この港の周辺で、油椰子(パームオイル)、サトウキビ(砂糖)の大規模プランテーションと加工工場を持っています。


近隣諸国からバラ積みで電化製品が輸送されていました。


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