10月30日、上川陽子外務大臣と、ソック・チェンダ・サオピア・カンボジア王国副首相兼外務国際協力大臣は電話会談を行いました。
上川大臣とソック・チェンダ・サオピア副首相は、互いの就任に祝意を伝えました。ソック・チェンダ・サオピア副首相から、1992年に日本がカンボジアPKOに自衛隊を派遣して以来、カンボジアの発展に対する日本の貢献は大きく、カンボジアの和平・復興・経済開発への日本の支援をカンボジアは忘れたことがないとして謝意が述べられました。また、上川大臣から、両国の「包括的戦略的パートナーシップ」の強化と法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化のため連携していきたいと述べ、両者は、関係を強化していくことを確認しました。
上川大臣から、日・カンボジア間では、活発なハイレベルでの意思疎通が行われていることを歓迎し、安全保障分野では、海上自衛隊によるリアム海軍基地訪問などを通じて協力を進めたいと述べました。また、上川大臣から、経済分野では、更なる投資誘致のため、進出している日系企業が抱える問題への対応を要請しました。経済社会開発においては、デジタル分野や連結性強化、ガバナンス分野での協力を推進したいと述べました。健全な民主主義社会の構築においては、国民が多様な意見を表明し得る環境が重要であり、日本は、引き続きカンボジアの民主的発展を後押ししていくと述べました。また、両者は、12月の日・ASEAN友好協力50周年特別首脳会議に向けて連携していくことを確認しました。
「親中国」と言われることも多いカンボジアですが、アジアの中では最も親日と言ってもよい国でもあります。新任のソック・チェンダ・サオピア副首相は、長くカンボジア開発評議会担当大臣を務められ、日本からの投資誘致に尽力されてこられました。日系企業にもなじみのある大臣でもあります。こうした関係を大切にして、カンボジアと日本が今後とも友好関係を深めていくことが期待されます。
(写真は、AKPより)
外務省の発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_009829.html
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
上川大臣とソック・チェンダ・サオピア副首相は、互いの就任に祝意を伝えました。ソック・チェンダ・サオピア副首相から、1992年に日本がカンボジアPKOに自衛隊を派遣して以来、カンボジアの発展に対する日本の貢献は大きく、カンボジアの和平・復興・経済開発への日本の支援をカンボジアは忘れたことがないとして謝意が述べられました。また、上川大臣から、両国の「包括的戦略的パートナーシップ」の強化と法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化のため連携していきたいと述べ、両者は、関係を強化していくことを確認しました。
上川大臣から、日・カンボジア間では、活発なハイレベルでの意思疎通が行われていることを歓迎し、安全保障分野では、海上自衛隊によるリアム海軍基地訪問などを通じて協力を進めたいと述べました。また、上川大臣から、経済分野では、更なる投資誘致のため、進出している日系企業が抱える問題への対応を要請しました。経済社会開発においては、デジタル分野や連結性強化、ガバナンス分野での協力を推進したいと述べました。健全な民主主義社会の構築においては、国民が多様な意見を表明し得る環境が重要であり、日本は、引き続きカンボジアの民主的発展を後押ししていくと述べました。また、両者は、12月の日・ASEAN友好協力50周年特別首脳会議に向けて連携していくことを確認しました。
「親中国」と言われることも多いカンボジアですが、アジアの中では最も親日と言ってもよい国でもあります。新任のソック・チェンダ・サオピア副首相は、長くカンボジア開発評議会担当大臣を務められ、日本からの投資誘致に尽力されてこられました。日系企業にもなじみのある大臣でもあります。こうした関係を大切にして、カンボジアと日本が今後とも友好関係を深めていくことが期待されます。
(写真は、AKPより)
外務省の発表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_009829.html
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村