11月15日、カンボジア風力エネルギー協会(WeaCam)が設立され、記念セミナーが開催されました。協会では、風力エネルギーの振興と開発に向けて、教育・研究の拡充、風力に関する情報と知識の周知等を行っていくとしています。2019年にオーストラリアの支援を受けて実施されたカンボジアの風力エネルギーに関する調査では、風力発電に適した地域の4分の3は、自然保護地域と重なるため、残る4分の1の適地では、1420MW規模の発電が可能であると見ています。また、自然保護地域を含めると6750MWの発電可能性があるとしています。
シンガポールの再生可能エネルギー企業ブルー・サークル(The Blue Circle Pte Ltd)は、カンボジア初の本格的風力発電所として、カンポット州で風力発電事業を検討しています。カンポット州のボコール山に風力発電機10基を設置する予定で、発電容量は80MWの計画です。今年中の政府認可を期待しているとしています。
アジア開発銀行の支援を得て策定中の電力開発計画(2020~2040)では、再生可能エネルギーの比率を高めるものと見られます。太陽光発電のコストが低下し、1KWh当たり4セントを切る売電価格も出てきている中で、風力発電の売電価格がどこまで下がるかが課題となるものと見られます。ブルー・サークルの風力発電の発電単価も6.88セント/KWhとなっています。しかし、石炭火力発電の新規開発が難しくなっている中で、再生可能エネルギーへの転換は、カンボジアにとっても重要な課題となりつつあり、太陽光に加えて風力の活用も課題となってくるものと見られます。
(写真は、カンボジア風力エネルギー協会のフェイスブックより)
カンボジア風力エネルギー協会のフェイスブック
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アジア開発銀行の支援を得て策定中の電力開発計画(2020~2040)では、再生可能エネルギーの比率を高めるものと見られます。太陽光発電のコストが低下し、1KWh当たり4セントを切る売電価格も出てきている中で、風力発電の売電価格がどこまで下がるかが課題となるものと見られます。ブルー・サークルの風力発電の発電単価も6.88セント/KWhとなっています。しかし、石炭火力発電の新規開発が難しくなっている中で、再生可能エネルギーへの転換は、カンボジアにとっても重要な課題となりつつあり、太陽光に加えて風力の活用も課題となってくるものと見られます。
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