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11月21日、国際労働機関(ILO)がカンボジア政府、カンボジア縫製製造業協会(GMAC)、労働組合等と協力して進めてきた「ベター・ファクトリー・カンボジア(BFC)」を更に3年延長して2022年まで継続する覚書が署名されました。また、米国が2016年にバッグ等の旅行用品の関税も免税とすることを決めて以降、旅行用品製造の工場が増えていることもあり、旅行用品の工場もBFCの対象に含めることとなりました。
BFCは、2001年に米国が、カンボジアが米国市場にアクセスする条件として、労働環境の改善を求めたことに端を発し、ILOが縫製工場の労働条件をモニターし、その改善を働きかけるプログラムとして開始され、カンボジアの縫製工場の労働環境改善に大きな役割を果たしてきました。最近では、違反企業名を公表したり、様々な統計を発表する等、縫製業の透明性向上にも取り組んできています。
この事業は、今年で完了する予定でしたが、ファストファッション関連企業等が途上国で労働者を低賃金で搾取しているとの批判の声が強まっていることもあり、更に3年間の延長が決定されました。カンボジアの縫製工場の労働環境は、まだまだ改善の余地もあり、BFCの延長によって、更なる改善に繋がっていくことが期待されます。
国際労働機関のベター・ファクトリー・カンボジアのサイト
https://betterwork.org/where-we-work/cambodia/
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この事業は、今年で完了する予定でしたが、ファストファッション関連企業等が途上国で労働者を低賃金で搾取しているとの批判の声が強まっていることもあり、更に3年間の延長が決定されました。カンボジアの縫製工場の労働環境は、まだまだ改善の余地もあり、BFCの延長によって、更なる改善に繋がっていくことが期待されます。
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