
(「新型コロナの状況 1月17日」は、明日1月18日に掲載予定です)
カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行が開発した中央銀行デジタル通貨(CBDC)の「バコン」が、2021年日経優秀製品・サービス賞の最優秀賞に選ばれました。日経優秀製品・サービス賞は、2021年で40回目となります。今回の受賞製品では、人工知能(AI)を活用することで、機器やサービスを大きく変革するようなものが目立ったとのことです。また、新型コロナウイルス禍が長期化するなか、新たな生活者ニーズを捉えた物も多かったとしています。
「バコン」は、カンボジア国立銀行が開発したアジア初の中央銀行デジタル通貨であり、2020年10月に正式に運用が始まりました。世界中の中央銀行が中央銀行デジタル通貨の研究や実証実験に乗り出すなか、いち早く実用化して注目を集めました。スマートフォンを使って決済や送金ができるため、国民の銀行口座保有率が低いカンボジアで、誰もが金融サービスを受けられる「金融包摂」につながると期待されていると分析しています。カンボジアは高度にドル化された経済であるため、バコンが自国通貨リエル、米ドルの両方に連動する点も評価されています。バコンの開発においては日本のブロックチェーン(分散型台帳)企業、ソラミツ社が深く関わっています。
日系企業も関わって開発された「バコン」が、日経優秀製品・サービス賞を受賞したことは大変大きな意義があることだと見られます。カンボジアでは、電子支払や電子送金等が日本よりも便利で安価に実行可能となっており、ITやフィンテックの分野で、先進国に追いつき追い越していくことが期待されます。
2021年日経優秀製品・サービス賞
https://www.nikkei.com/edit/news/special/newpro/2021/index.html
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カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行が開発した中央銀行デジタル通貨(CBDC)の「バコン」が、2021年日経優秀製品・サービス賞の最優秀賞に選ばれました。日経優秀製品・サービス賞は、2021年で40回目となります。今回の受賞製品では、人工知能(AI)を活用することで、機器やサービスを大きく変革するようなものが目立ったとのことです。また、新型コロナウイルス禍が長期化するなか、新たな生活者ニーズを捉えた物も多かったとしています。
「バコン」は、カンボジア国立銀行が開発したアジア初の中央銀行デジタル通貨であり、2020年10月に正式に運用が始まりました。世界中の中央銀行が中央銀行デジタル通貨の研究や実証実験に乗り出すなか、いち早く実用化して注目を集めました。スマートフォンを使って決済や送金ができるため、国民の銀行口座保有率が低いカンボジアで、誰もが金融サービスを受けられる「金融包摂」につながると期待されていると分析しています。カンボジアは高度にドル化された経済であるため、バコンが自国通貨リエル、米ドルの両方に連動する点も評価されています。バコンの開発においては日本のブロックチェーン(分散型台帳)企業、ソラミツ社が深く関わっています。
日系企業も関わって開発された「バコン」が、日経優秀製品・サービス賞を受賞したことは大変大きな意義があることだと見られます。カンボジアでは、電子支払や電子送金等が日本よりも便利で安価に実行可能となっており、ITやフィンテックの分野で、先進国に追いつき追い越していくことが期待されます。
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