JOGMEC カンボジアの投資環境調査結果

　10月8日、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、「カンボジア王国の投資環境調査2020年」を発表しました。カンボジアは、鉱物資源ポテンシャルを有しており、更に近年、鉱業関連法制及び環境関連法制の改定、さらには今後10年の国家政策ビジョンの制定等を相次いで行っているため、鉱業関係を中心に投資環境の調査を行った結果を報告書として取りまとめたとしています。
　報告書では、鉱業関連三法（鉱業法、外国投資法、環境法）、鉱業に関連するその他の法令（鉱物資源に関する国家政策、鉱業安全法に関連する法令、鉱山閉鎖法）についての調査結果が、まとめられています。鉱業法については、特に鉱業ライセンスについて、種類別に内容や必要手続等について詳述しています。また、環境法については、環境影響評価(EIA)についての詳細がまとめられています。この他、「2018 年～2028 年の鉱物資源に関する国家政策（NPMR）」についても概説しています。
　JOGMECは、カンボジアで金鉱山等の探査も行っており、カンボジアの鉱業関連については様々な情報を有しています。JOGMECでは、「本報告書がカンボジア王国で鉱業活動に携わる者及び今後の投資を検討する関係各位の参考になれば幸甚である。」としています。

JOGMECのサイト
http://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2020/10/environment2020_kh.pdf


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