カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

素敵なカフェ ブラウンコーヒー&ベーカリー

2011年04月17日 | 生活環境
 最近、プノンペンのバンケンコン地区には素敵なカフェが次々にできてきています。その中の1軒、ブラウンコーヒー&ベーカリーは落ち着いた内装と静かな雰囲気が人気のようです。ランチタイムには、パソコン(なぜかマックが多い)を開くラフな服装の西洋人がたくさん来ていて、ちょっと違った雰囲気です。料理もサンドイッチやサラダなど、おしゃれな感覚です。

Brown Coffee and Bakery
http://thebrowncoffee.com/

落ち着いたインテリアです。いくつものコーナーに仕切られていて、静かな雰囲気を出しています。



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男子の身嗜み ラッキーサロン

2011年04月16日 | 生活環境
 ラッキーサロンは、シアヌーク通りのラッキースーパーの2階にある美容室です。男性客も結構利用されています。
 ここで、ときどき、マニキュアとペディキュアをやってもらっています。手足の爪を切って、更に小さなハサミで細かいところまできれいに整えてくれます。これをやると、手先や足先が10年ほど若返ったようにきれいになります。専用のいすに座って、美容師さん達のすごい技を見ていると、その時だけリッチな気分に浸れます。価格は13ドル。お試しください。

Lacky Salon
No. 160, Sihanouk (ラッキースーパー2階)
023 220 366

小さなハサミを使っての細かい技は素晴らしいものです。


足のつま先も一生懸命にきれいに整えてくれます。


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中国による水力発電の建設加速

2011年04月15日 | 経済
 4月5日、中国の張暁強国家発展改革委員会副主任はプノンペンでフン・セン首相と会談し、中国の投資でカンボジア国内に建設中の水力発電所の建設工事を加速するよう各事業者を激励したと述べました。
 最も工事が進んでいるのは、カンポット州のカムチャイ水力発電所(193MW)(写真上)です。来年2012年の運転開始を目指しています。また、コッコン州等で4件のダム・水力発電所の建設が開始されています。Stung Tatay (246MW)、Stung Russey Chrum Krom(338MW)、 Chhay Areng (300MW)、Stung Atay(120MW)です。2014年以降順次完成の見込みです。これに加えて、4件の水力発電事業について事業化調査(F/S)が実施されています。
 これらの事業によって、カンボジアの電力供給の安定化が期待されますが、多くのNGOが、環境問題についての懸念を表明しています。在カンボジアの中国大使館は、一切のコメントを拒否しているとのことです。


このブログの2010年4月13日「中国による水力発電」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/4a78d23de5c71c63dddfef6d8661cc7d

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好調なゴムの輸出 ヨーロッパ向けにも

2011年04月14日 | 経済
 カンボジアからのゴムの輸出が好調です。隣国タイ南部の洪水被害で、ゴム園が大きな被害を受けたこともあり、ゴムの国際価格の高騰が続いています。ホーチミンでの取引価格は、前年は2500ドル/トンでしたが、最近は5400ドル程度まで高騰しています。東京商品取引所でのゴム価格は、リーマンショック後の2008年12月5日に安値99.8円/キロをつけた後、上昇に転じ今年2月18日に高値535.8円/キロに達しています。地震の影響もあって一旦下げましたが、再び上昇トレンドに入り4月6日に464.9円まで戻しています。
 コンポンチャム州のゴム栽培業者は、これまでタイ、ベトナム、シンガポールのバイヤー向けに販売していましたが、最近はヨーロッパのバイヤーから直接取引の引き合いが来るとしています。


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1月~2月の輸出が大幅増加

2011年04月13日 | 経済
 カンボジアからの輸出が好調です。今年1月~2月の2ヶ月間の輸出は、昨年同期比49%増の7億2000万ドルとなりました。輸出の81%は縫製品が占めています。ヨーロッパ向けは、原産地規則の緩和や、対ユーロでの米ドル安もあって53%増となりました。日本向けもまだ金額は小さいものの121%増となっています。アメリカの景気回復もあって、アメリカ向けも27%増加しています。ただ、縫製品の輸出先としては、昨年同期は縫製品の67%がアメリカ向けであったのに対し、今年1月~2月は60.5%に低下しています。
 カンボジア経済のエンジンの最も重要な一つである輸出が好調なことは、カンボジア経済全体を支えるものであると言えます。

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アジア経済見通し2011 カンボジアの成長率見込みを引き上げ

2011年04月12日 | 経済
 アジア開発銀行(ADB)では、毎年2回、アジア経済見通し(ADO)という経済レポートを発行しています(英文です)。今月発表されたADO2011では、カンボジアの2011年の成長率をこれまでの6.0%から6.5%に上方修正しました。来年2012年の成長率を更に高い6.8%と予測しています。この高成長の要因としては、縫製品の輸出好調、観光の回復をあげています。建設は引き続き足踏みが続き3%程度の成長にとどまると見ています。カンボジア経済にとってのリスクとしては、国際石油価格の上昇による影響の可能性を指摘しています。なお、日本の地震による影響は極めて限定的と予測されています。
 なお、ADBはカンボジア経済の課題として、産業構造の多様化と競争力強化をあげています。また、経済の底上げのために、貧困層が多く従事する農業の開発も必要となります。大メコン圏の中心に位置するカンボジアが、周辺国のマーケットに参入し、バリューチェーンに組み込まれて行くためには、ハードとソフトの両方のインフラ整備によって運輸と物流のコストを引き下げていくことも重要となります。

アジア経済見通し(英文です)
http://www.adb.org/Documents/Books/ADO/2011/


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カンボジアとタイの直接対話 進展なし

2011年04月11日 | 社会・風土
 4月7日~8日に、インドネシアのボゴールで、アセアン議長国インドネシアの仲介でカンボジアとタイの国境紛争に関する直接対話が行われました。カンボジア側からは、ワー・キムホン国境問題担当上級相とホーナムホン外相が現地入りしましたが、タイ側は当初参加予定であったガシット外相すら参加せず、対話への姿勢を大きく疑わせるものでした。結果として、協議では具体的進展はまったくありませんでした。
タイ側の反対で、2月のアセアン緊急外相会合で決定された停戦監視団の派遣すら実現していません。今年後半の総選挙を控えてタイ政府上層部では、国境問題の対応で強硬な態度を取ることで人気とりをしたいとの意図があると言われています。
アセアンもこれまでの内政不干渉主義から、域内の平和と安定のためには積極的に加盟国が動いていく方向に変化しています。国際世論でカンボジアの平和が守られることを期待しています。

朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0408/TKY201104080468.html


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もういくつ寝ると クメール正月2011

2011年04月10日 | 社会・風土
 カンボジアではお正月が3回あります。1月1日の「インターナショナルニューイヤー」、2月の「中国正月」(旧正月)、そして、4月のクメール正月です。クメール正月が一番大きなイベントです。今年は、4月14日から18日が5連休ですが、実質的には既に街は年末年始モードで、お役所や工場では実質2週間は開店休業となるところも多いようです。地方出身者は田舎に帰る人が多いので、例年、クメール正月の間は、プノンペンも大変静かになります。
 お正月を間近に控えて、近所で仏教の行事をやっているのを見かけました。たくさんのお坊さんを呼んでお経を唱えていただき、その後、お坊さんたちにご飯やお金やお土産をお渡しするものです(写真)。
クメール語での「あけましておめでとう」は「スオスダイ、チュナムタマイ」です(これはカタカナ読みでも結構通じます。お試しください)。

外にはお土産が山と積まれています。近所の人たちがみんな正装して集まっていました。


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不在のお知らせ 4月10日(日)~24日(日)

2011年04月09日 | 一般
 大変恐縮ながら、4月10日(日)~24日(日)は一時帰国のため、プノンペンを不在といたします。お急ぎの場合は、カンボジア077509770までお電話いただければ幸甚です。日本語でスタッフが対応いたします。
 間もなくクメール正月です。皆様、良いお年をお迎えください。

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国境紛争でタイがクラスター弾を使用 禁止条約を無視

2011年04月09日 | 社会・風土
 今年2月4日からのタイによるカンボジアへの攻撃において、各国がクラスター弾の使用・保有を禁止する条約を締結したばかりにも関わらず、タイ軍がこれ無視してクラスター弾を使用したとが明らかとなりました。タイの在ジュネーブ国際機関代表部大使がNGO「クラスター弾連合」に明らかにしました。クラスター弾禁止条約が昨年8月に発効して以降、使用が判明したのは初めてとなります。紛争時にカンボジアからクラスター弾の使用を指摘されたタイ政府は「使用していない」と虚偽の発表をしていました。
 クラスター弾は、1発の親爆弾から多数の子爆弾がまき散らされ、不発弾が多数残ることから、民間人が犠牲になる例が後を絶ちません。このため、2008年に「クラスター弾禁止条約」に日本も含めて97カ国が署名、2010年8月に発効しています。現在では、署名国は107カ国に上っています。タイは、この条約に参加していません。
 アセアンの停戦監視団の受け入れを拒否し、4月7日・8日のカンボジアとの直接対話にも軍関係者を派遣しない等、国際世論を無視し続けているタイ政府は、クラスター弾使用により、更に厳しい国際世論に直面することとなります。
 タイ政府に対しては、国際司法裁判所判決の遵守、武力の不行使、非人道的兵器の使用禁止を強く求めたいと思います。
 写真は、タイが使用したクラスター弾(155ミリ砲から発射されたNR-269弾頭の子爆弾M-46。Landmine and Cluster Munition Monitorがプレアビヒア州で撮影)。



東京新聞(日本語)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011040601000868.html

ニュースクリップ(日本語)
http://www.newsclip.be/news/2011407_030521.html


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カンボジアの通貨リエルが高騰

2011年04月08日 | 経済
 カンボジアの通貨リエルの対ドル為替レートが増価を続けています。昨年夏には4270リエル/ドル程度でしたが、4月5日現在3986リエル/ドルまで、約7%のリエル高となっています。
 リエル高の要因は、ユーロ・中国元等の主要通貨に対する米ドルの減価、季節要因(間もなくクメール正月で、農村部でのリエルの需要が増えている)等によるものと見られています。リエル高は、高騰している石油の国際価格の影響を相殺する働きがあり、カンボジアにとっては助かる動きです。通常ですと自国通貨が高くなると(例えば円高)、輸出が不利になるのですが、カンボジアでは主要輸出品の縫製品や靴の輸出価格も費用(労賃や原材料輸入)もドル建てのため、輸出側には大きな影響は出ないものと見られています。
 中央銀行(NBC)は、昨年の今頃はリエル安を抑えるために為替市場への介入(リエル買いドル売り)を行っていましたが、今年は状況がまるで逆です。中央銀行は、為替が急速に動いた場合には逆介入(リエル売りドル買い)を行う可能性がありますが、現在は市場を注意深くウォッチしているものと見られます。


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昇る日輪 日本からの投資の新たな夜明け

2011年04月07日 | 経済
 カンボジアの英文経済誌「Economics Today」最新号は、日本からの投資の特集です。昨年中盤からの日本からの直接投資の盛り上がりについて様々な情報が溢れています。
 カンボジア開発評議会によりますと、昨年、投資適格事業(QIP)に認定された日本の投資は6件でした。本年3月1日現在で、QIP正式申請中の企業だけで19社に達しており、本年中に50社程度の進出が期待されるとのことです。
 カンボジア側では、日本企業の進出がこれまで進まなかった要因として、カンボジアのネガティブなイメージ、投資環境についての情報不足、日本企業の横並び意識等をあげています。これに対し、投資セミナー等による情報提供とイメージの改善に加えて、ミネベア、NTTコミュニケーションズ、アシックス、パナソニック等の有名企業の進出実績が、日本企業のカンボジアへの進出のハードルを大きく引き下げたと分析しています。
 カンボジア政府としても、周辺諸国の発展における日本からの直接投資が果たした大きな役割について深く認識しており、カンボジアへの日本からの投資が増え始めたことを大いに歓迎しています。

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カンボジアでの石油生産に向けて

2011年04月06日 | 経済
 カンボジア、シアヌークビル沖合の海上油田のうち、最も進んでいるブロックAは、シェブロン、三井石油開発等の合弁で探査が行われてきました。石油の国際価格が100ドルを突破してきた状況で、シェブロンは、5月1日にプノンペンに事務所を開設することを表明しました。シェブロンによりますと、カンボジア政府からの30年の生産許可も今年前半には得られる見込みとしています。更に、海上での油田掘削のためのプラットホーム、海上で石油を備蓄・搬出するための設備についての最終投資判断を今年中には行うとしています。
 カンボジア国家石油公社総裁でもあるソクアン副首相は、この決定を歓迎しています。
 
シェブロン社(カンボジア)のサイト(英文です)
http://www.chevron.com/documents/pdf/CambodiaFactSheet.pdf


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書籍 カンボジアの税制 ビジネスのための実務的ガイドブック

2011年04月05日 | 経済
 3月31日にプノンペンのモニュメントブックスで、「Tax in Cambodia: A Practical Guide for Your Business」の出版記念パーティが開催されました。著者は、当地でも有名な法律会計事務所のDFDL Mekong社のEdwin Vanderbruggen氏とLaysym Sim氏です。
 171ページの大作です。内容は、カンボジアの税制全般、不動産業や通信業等の各業界別税制のポイント、良くある質問、最近の税制の動向等です。
 価格は35ドルです。モニュメントブックス等で購入できます。

DFDL Mekong
http://www.dfdlmekong.com/

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建築・建設エキスポ 

2011年04月04日 | 経済
 4月1日~3日にダイアモンドアイランドで、カンボジア建築・建設ワールドエキスポが開催されました。建設資材や建築会社、建設機械関係等が出店していました。目についたのは、日系企業のJAPAMAX社のブースです(写真上)。ヤンマーの高性能精米機を展示していました。エンジンをヤンマーのインドネシア製品とすることで、価格も低く抑えられているそうです。
 この他、日本庭園を造園する会社や、パンニャサストラ大学建築学部等の展示もあり、なかなか興味深いものでした。

JAPAMAX
http://www.yellowpages-cambodia.com/listings/kh35569

日本庭園を造園するEmerald Garden


パンニャサストラ大学建築学部は、建築模型やデザインを展示していました。


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