アジア開発銀行(ADB)では、毎年2回、アジア経済見通し(ADO)という経済レポートを発行しています(英文です)。今月発表されたADO2011では、カンボジアの2011年の成長率をこれまでの6.0%から6.5%に上方修正しました。来年2012年の成長率を更に高い6.8%と予測しています。この高成長の要因としては、縫製品の輸出好調、観光の回復をあげています。建設は引き続き足踏みが続き3%程度の成長にとどまると見ています。カンボジア経済にとってのリスクとしては、国際石油価格の上昇による影響の可能性を指摘しています。なお、日本の地震による影響は極めて限定的と予測されています。
なお、ADBはカンボジア経済の課題として、産業構造の多様化と競争力強化をあげています。また、経済の底上げのために、貧困層が多く従事する農業の開発も必要となります。大メコン圏の中心に位置するカンボジアが、周辺国のマーケットに参入し、バリューチェーンに組み込まれて行くためには、ハードとソフトの両方のインフラ整備によって運輸と物流のコストを引き下げていくことも重要となります。
アジア経済見通し(英文です)
http://www.adb.org/Documents/Books/ADO/2011/
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なお、ADBはカンボジア経済の課題として、産業構造の多様化と競争力強化をあげています。また、経済の底上げのために、貧困層が多く従事する農業の開発も必要となります。大メコン圏の中心に位置するカンボジアが、周辺国のマーケットに参入し、バリューチェーンに組み込まれて行くためには、ハードとソフトの両方のインフラ整備によって運輸と物流のコストを引き下げていくことも重要となります。
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