内村は凄い!
男子団体は惜しかったです。新聞などでは「日本、鉄棒、痛恨の落下」というような見出しがついていますが、日本のミスというより、中国の5種目目鉄棒、6種目目の床運動の出来が素晴らしかったのが要因でしょう。
今思えば、予選の中国の最終種目の鉄棒、技を抜いていました。1位通過が目標だったと思いますが、それが困難になったので、演技順がきつい2位よりも(2位通過だと、1種目目→2種目目、3種目目→4種目目、5種目目→6種目目と、連続して演技をしなければならない。1位通過だと、2種目目→3種目目、4種目目→5種目目で、最終種目の前に休める)、3位通過したほうが良い(1位通過と演技順番は同じ)と考えたのではないでしょうか。
それに、体力的にもつらく精神的にも極限の最終種目で、落下の危険性の高い鉄棒を行うより、得意の床で締めくくる方が得策という判断もあったのでしょう。
実際、その思惑通りの展開になりました。5種目目の鉄棒で得点を伸ばし首位に立ち、床で伸び伸びと演技をした中国に対し、リードされたという圧力の中で体力的精神的に追い込まれた状態でミスを犯してしまった日本。
日本は良く頑張ったと思います。全種目頑張った内村選手、闘志に満ちた演技で引っ張った山室選手、出場した種目できっちり仕事をした田中兄選手と沖口選手、田中弟選手も落下はありましたが良く頑張りました。キャプテンとしてチームを引っ張った小林選手。ただ、小林選手のあん馬落下は痛かった。あん馬のために起用された小林選手の落下は誤算だった。彼は、どの大会か忘れたが、団体決勝で気の毒なほど失敗を重ねていた。切れのある演技をする素晴らしい選手で、今大会、期するものがあっただけに無念であろう。
日本は中国と互角に戦ったが、あと一枚、選手が足りない。団体決勝で、内村選手を1~2種目ぐらい休ませる余裕がないと勝てないように感じた。
それから、吊り輪の一つ一つの技の間の空き過ぎが気になった。きっちり演技するというアピールかもしれないが、休んでいると思われはしないだろうか。
以前から気になっていたが、跳馬のD得点は見直してはどうだろうか?競技順の関係で跳馬を先に行ったチームや選手の暫定順位が、上位になってしまう。1点ぐらい下げると他種目とのバランスが取れていいと思う。
あと、深読みしすぎかもしれないが、最後の内村選手の落下は、わざと?
直前の田中弟選手の落下で、ほぼ絶望となった団体優勝。一縷の望みを掛けて、全開のフルパワーの演技を試みた結果と考えるのが妥当かもしれないが、自分も落下して田中弟選手の傷を浅くしたなんていうのは考え過ぎだろうか?
フジテレビの中継に対する不満は先日も(10月9日記事 2011「世界体操 女子団体オリンピック出場権獲得&残念なフジテレビ中継」述べた通りだが、今回は、応援団と称して嵐の櫻井翔と女優の北川景子が出ていた。そんな余分な出演者はいらない。何かの番組宣伝だろうと思っていたら、案の定そうだった。
それにしても、日本が優勝を逃した直後、番組の宣伝を本人たちがするのは、あまりにもひどい。しかも、締めくくりとしての言葉だった。
番組の宣伝は仕方ないかもしれない。しかし、最後は体操の感想で終えて欲しかった。あまりにも無神経な演出で、腹立たしさを感じた。
今思えば、予選の中国の最終種目の鉄棒、技を抜いていました。1位通過が目標だったと思いますが、それが困難になったので、演技順がきつい2位よりも(2位通過だと、1種目目→2種目目、3種目目→4種目目、5種目目→6種目目と、連続して演技をしなければならない。1位通過だと、2種目目→3種目目、4種目目→5種目目で、最終種目の前に休める)、3位通過したほうが良い(1位通過と演技順番は同じ)と考えたのではないでしょうか。
それに、体力的にもつらく精神的にも極限の最終種目で、落下の危険性の高い鉄棒を行うより、得意の床で締めくくる方が得策という判断もあったのでしょう。
実際、その思惑通りの展開になりました。5種目目の鉄棒で得点を伸ばし首位に立ち、床で伸び伸びと演技をした中国に対し、リードされたという圧力の中で体力的精神的に追い込まれた状態でミスを犯してしまった日本。
日本は良く頑張ったと思います。全種目頑張った内村選手、闘志に満ちた演技で引っ張った山室選手、出場した種目できっちり仕事をした田中兄選手と沖口選手、田中弟選手も落下はありましたが良く頑張りました。キャプテンとしてチームを引っ張った小林選手。ただ、小林選手のあん馬落下は痛かった。あん馬のために起用された小林選手の落下は誤算だった。彼は、どの大会か忘れたが、団体決勝で気の毒なほど失敗を重ねていた。切れのある演技をする素晴らしい選手で、今大会、期するものがあっただけに無念であろう。
日本は中国と互角に戦ったが、あと一枚、選手が足りない。団体決勝で、内村選手を1~2種目ぐらい休ませる余裕がないと勝てないように感じた。
それから、吊り輪の一つ一つの技の間の空き過ぎが気になった。きっちり演技するというアピールかもしれないが、休んでいると思われはしないだろうか。
以前から気になっていたが、跳馬のD得点は見直してはどうだろうか?競技順の関係で跳馬を先に行ったチームや選手の暫定順位が、上位になってしまう。1点ぐらい下げると他種目とのバランスが取れていいと思う。
あと、深読みしすぎかもしれないが、最後の内村選手の落下は、わざと?
直前の田中弟選手の落下で、ほぼ絶望となった団体優勝。一縷の望みを掛けて、全開のフルパワーの演技を試みた結果と考えるのが妥当かもしれないが、自分も落下して田中弟選手の傷を浅くしたなんていうのは考え過ぎだろうか?
フジテレビの中継に対する不満は先日も(10月9日記事 2011「世界体操 女子団体オリンピック出場権獲得&残念なフジテレビ中継」述べた通りだが、今回は、応援団と称して嵐の櫻井翔と女優の北川景子が出ていた。そんな余分な出演者はいらない。何かの番組宣伝だろうと思っていたら、案の定そうだった。
それにしても、日本が優勝を逃した直後、番組の宣伝を本人たちがするのは、あまりにもひどい。しかも、締めくくりとしての言葉だった。
番組の宣伝は仕方ないかもしれない。しかし、最後は体操の感想で終えて欲しかった。あまりにも無神経な演出で、腹立たしさを感じた。