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ホザキナナカマド(穂咲き七竈)【6月28日撮影】(南越前町今庄長沢)
実は花の名前が全く分からず、2時間近く「夏の白い花」で検索、ネットサーフィンならずネット浮遊していました。
で、ようやくたどり着いたのが「ナナカマド」でした。ところが、ナナカマドを代表とする「バラ科ナナカマド族」とホザキナナカマドやニワナナカマドなどの「バラ科ホザキナナカマド族」があって、区別がよく分かりませんでした。
記述をよく読むとナナカマド(5~10m)ほど樹高が高くなく、おしべの先も黒っぽくないので、「ホザキナナカマド族」であると判断しました。ちなみに、ナナカマドは秋には鮮やかに紅葉し、球形の赤い実が垂れ下がるそうです。(「ホザキナナカマド族」についての記述はなし)
で、一見落着かというとそうではなく、今度はホザキナナカマなのかニワナナカマドなのかが分かりません。
両者の樹高はホザキナナカマドは2~4m(2~3mという記述もあり)、ニワナナカマドは3~4mと区別の決め手にはなりません。
両者の見分け方として、
①雄しべ……ホザキナナカマドは花弁より長く突き出る、ニワナナカマドの雄シベは花弁と同長か短い
②小葉……葉先は尾状に鋭く尖るり具合に差があるようですが、どちらが尖っているかは、サイトにより逆だったり、写真を比べても違いが分かりません。(共通点は互生でギザギザがあるということ)
【参考】
『花図鑑』 「穂咲き七竈」 「庭七竈」
『樹木の部屋(夏8月)』 「ホザキナナカマド」 「ニワナナカマド」
『花図鑑』の方の写真は両者の違いが分かりません(もしかしたら、庭七竈を撮ったつもりが実際は穂咲き七竈だったのではないかと思うほど似ています)
結局、私が撮ったものは雄しべが長く見えるので、「ホザキナナカマド」と推定しました。
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