英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

偶然は意外に多発する

2012-11-17 22:33:30 | ドラマ・映画
 ドラマのレビューで、私が常々ケチを付ける要素の一つである「偶然」
 しかし、今日は「偶然は意外に多発する事」を感じました。。

 実は、今夜、『実験刑事トトリ』を観ました。この時は、単に楽しで観ただけでしたが、その後、ハードディスクの残量が少ないので、整理するため『名探偵コナン 工藤新一への挑戦状』(溝端淳平、忽那汐里主演)の第8話を観たのですが、ビックリ。
 その真犯人役に佐藤仁美が出演されていました。『実験刑事トトリ』に被害者役で出演されていた佐藤さん、殺されてしまったと言うのに、ほんの30分後に画面で観ることになろうとは、しかも、今度は犯人。
 さらに、容疑者役として『工藤真一への挑戦状』で容疑者役(無実)に浅利陽介さんは、今週の木曜日放送された『捜査地図の女』に出演していたのです。

 何という偶然。偶然は意外に多発するものなのですね。

 あ、そう言えば、今夜の『実験刑事トトリ』で、また、絶対音感の持ち主が登場していました。私のお気に入りの木南晴夏さんです。
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『結婚しない』 第6話

2012-11-17 17:30:57 | ドラマ・映画
今週のテーマは出産
 今回は多角的な問題なので、まとめにくいなあ。
①恋愛や結婚は年齢に関係なく可能であるが、出産は年齢的(肉体的)に限られる
②少子化はは生物学的(種の保存)、社会的(生産活動)にも切実な問題だが、人間は仕事や文化などのしがらみから、出産(育児)が負担となっている。
③社会的活動の意義が高くなり、人生において出産・育児の意義・必要性を感じない
④晩婚化が進み、出産の機会が減っている
(説明する時に、番号があると便利なので、番号を振ってありますが、それらが全て並列の関係ではありません)

 今回、千春は一日子育て体験をするが、ドラマの場合、大概、やんちゃで手がかかり、大変な思いをさせられる。だからこそ、情が移り、かわいいと思うのであろう。
(子どもに「二人は付き合っているの?」とか、周囲(看護師や店員など)から両親と間違えられるという「お約束」も無事消化する)

 ところで、千春の場合は、最初からやる気満々で、大変な目にあっても、「子供って可愛い」「子育ては大変だけど…欲しい」という気持ちに帰着した。(ドラマのお決まりのパターンと言ってもいいのではないだろうか)
 こういった大変な実体験(一日子育て体験)をした場合、一般女性は千春のような感想を持つのだろうか?実体験をしなくても、ドラマを見た若い女性は、どう思うのだろうか?



「お母さんにとって、千春と千夏の成長は自分が生きてる証しだったから。
2人に注いだ愛情はお母さんが死んでも消えない。
それが私が次の世につなぐものなのかな、なんて気がしてね。
まあ、でもそんなこと感じるようになったのは2人が成長してからよ」

「次の世に残せるものか。
あるのかな? 私は」


 紀子と千春の深い会話であるが、私はこんな難しい理屈は余分に思えた。
 この会話が、千春と春子の会話につなげる、意図的なものを感じた。

「私は出産そのものはなくても、女はみんな母親に、男は父親になれると思ってるけど。
 私にも子どもいるんだよ。
 私にとっては私の造った庭が子ども。
 そこに集まってくれる人たちも子どもみたいにいとおしい存在だと思ってる」


素敵な言葉なんだけど、無理やりまとめた感じがした。

「私にはないです。
 物を作り出す人はそう言えるのだろうけど…」


 なにか、芸術創作と子育てを無理やり横並びにしている。
 芸術的才能がないから子育て(出産)?………

普通に、「子どもって可愛いなあ」でいいような気がする。



★相変わらず面白い教授、春子、麻衣の笑劇場
 純情で一生懸命で人の良い教授
 人間的に深いが、教授の気持ちには鈍感過ぎる春子
 優しく素直で聡明だが、教授の気持ちが読めない麻衣
絶妙なトリオである。最終回までやってほしい。

★積極的で押しが強い瑞希
 プロポーズならともかく、30過ぎで実績がなくて夢をあきらめた男に、いきなりパリに行って絵を描こうって、強引過ぎ。向こうでの住居や生活費は?

★春子の体調不良
 何かの伏線?


【ストーリー】番組サイトより
 田中千春(菅野美穂)は、桐島春子(天海祐希)の運転するバイクで『メゾン・フローラル』まで送ってもらい、工藤純平(玉木宏)のために焼いたスイートポテトを差し入れようとした。店に泊まり、そのまま朝の仕入れに出かけていた純平は、作業机のところで眠っていた。そこで千春は、純平の傍らにあった彼の絵を見てしまう。それは、純平が河野瑞希(伊藤歩)を描いたものだった。千春は、差し入れを持ったまま逃げ出すように店を飛び出す。

 千春を店先で降ろした後、気を利かせてしばらくしてから店に戻った春子は、千春の姿がないことを不思議に思う。純平も、千春には会っていないという。

 そんな折、千春のもとに、友人の石川由香里(西山繭子)から、相談したいことがあるから会いたいという連絡が入る。由香里の頼みとは、5歳になる息子・蓮(五十嵐空)をひと晩預かってほしい、というものだった。由香里は、夫の会社が倒産し、親戚を頼るしかなくなったため、福岡まで頼みに行くのだという。

 由香里の頼みを引き受けた千春は、実家に相談しに行く。だが、妹の千夏(中村ゆり)は、近ごろ帰宅が遅い陽一郎(青柳翔)への不満もあり、それどころではないらしい。困った千春は、春子に事情を打ち明け、協力を求めた。それを了承する春子。その際、春子は、今朝はどうしたのか、と千春に尋ねた。千春は、差し入れを床に落としてしまった、といって誤魔化し…。

 同じころ、純平は、瑞希と会っていた。瑞希は、パリに活動拠点を移すことを純平に伝えると、一緒に行かないかと純平を誘った。

 約束の日、春子のマンションに蓮がやってくる。千春は、蓮のためにおもちゃを買ったり、おやつを作ったりして準備を整えていた。だが、ひと時もじっとしていない蓮に振り回され、ヘトヘトになってしまう千春。するとそこに、春子から話を聞いたという純平が手伝いにきて…。
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