英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『MONSTERS』 第6話

2012-11-27 17:11:33 | ドラマ・映画
 同時刻枠の『MONSTERS』 と『TOKYO エアポート』はそれぞれ録画して見ることにしていますが、なぜか『MONSTERS』ダブって録っていました。今週は観るだけで記事を書くつもりはなかったのですが、そんな事情のうえに、内容がアレだったので、怒りを含んだ記事になりそうです。
 『TOKYO エアポート』は生で観ました。普通は、録画したものを観るのですが、『平清盛』の記事や、他にもスポーツ中継、将棋などを観なければならないので、取りあえずテレビを付けていました。
 細部があやふやなのと、しっかり見ていなかったので、『TOKYO エアポート』の記事は書かないかも知れません。

 奇しくも先週の『相棒』同様、ハッタリで自供に追い込んでいた
 『相棒』の記事でも書いたが、やはり、反則なんじゃない?続けてはこの技を使用しないとは思うが、これが通用するなら、きちんと捜査しなくてもよくなってしまう。だいいち、自供のみの起訴は冤罪を生む。
 やはり、犯人の気付かないミスや犯罪の痕跡を掴んで自供に追い込むというのが、刑事ドラマ(推理ドラマ)の醍醐味である。これでは、ワサビ抜きの寿司である。
 一応、犯人のミス…告発書類と封筒に右手だけの指紋、を突いてはいるが、犯人特定には至らないし、ドラマのミソとしても薄い。

 そして、もうひとつ、どうしても納得できない点がある。
 「科学者は不確定なトリックは使わない」と豪語していたが、犯人は書類を白紙のものとすり替えて被害者をおびき出したが、被害者がすり替えにいつ気づくか不確定で(気がつかないかも知れない)、犯人はドアの外でずっとスタンバイしていなければならない。かなり不合理な作業であるし、目撃される危険もある。

【その他の感想・疑問】
・すり替えられた白紙の書類を被害者が隠した意図も分からない。
 何か証拠になるとでも思ったのだろうか?それで、犯人に見つからないように隠したのだとしたら、かなり身の危険を感じていたはずで、ドアを開けて背後から殴打されるのは妙である。
・鍵のすり替えトリックはありきたり
・合理的ではないとは言え、容疑者おびき出しの発想は面白い
・西園寺が「平八化」して、不快感が増えた
・西園寺がドラマ中にも指摘していたが、相当な決意と用心をしていた被害者、奪われた封筒以外にも情報漏えいの証拠を確保しているのでは?


【ストーリー】番組サイトより
西園寺 (山下智久) は、一ヶ月以内に 平八 (香取慎吾) の悪事の証拠を見つけ出すという、警視庁捜査一課長・剣持 (大竹まこと) から課された課題を解決することが出来なかったため、一課から所轄に戻されることになった。そればかりか、恋人の 恵美 (柳原可奈子) へのプロポーズも断られてしまう。

しかしひょんなことから、ある事件の捜査現場で平塚と西園寺は再会する。その事件とは、日本を代表する一流メーカー 「 白泉化学 」 で発生した殺人事件だった。

そのメーカーでは最近、開発した新素材の技術情報が外部の会社に漏れ、数百億円に上る損害の発生が懸念されていた。本社は情報の流出元となった研究所を即刻封鎖し、調査委員会による調査を行うことが決まった。

事件が発生したのは調査前日の夜。研究所の所長・野口 (西岡徳馬) と研究員の同僚・本間 (中村獅童) の前で、「 自分は情報流出事件の犯人を知っている。」 と告白した研究員・香川 (眞島秀和) が密室で殺されたのだ。捜査の初期段階で有力な証拠となったのは、香川が残した、流出の証拠が記載された紙の入った封筒。この内容から、事件の犯人候補として所長・野口の名前が挙がる ―。
コメント
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