英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『八重の桜』 第20話 「開戦!鳥羽伏見」

2013-05-19 20:22:30 | ドラマ・映画
慶喜秘策はあるのか?
 大坂城に向かい会津も同行させることに、薩摩を討たずして大阪へ都落ち同然に下ることに納得がいかない会津藩士に、
「これは薩摩を討つための策じゃ。世に考えのあってのこと」
(「如何なる策か?」の問いに)
「秘策ゆえ、今は語れぬ」
と語る慶喜。
 結局、
「早まっては長州の二の舞。殿に朝敵の汚名を着せることになりまするぞ」
という神保修理(斎藤工)の言葉に、説得される藩士たち。
 田中土佐(佐藤B作)「大坂に下る。急ぎ支度をせよ」
 神保と山川大蔵(玉山鉄次)「はっ」
 林権助(風間杜夫)と佐川官兵衛(中村獅童)は無言……………。

 覚馬「いつもの舌先三寸かもしんねえが……」

 覚馬に同感。
 完全に宿敵は長州ではなく薩摩になっている。
 大坂に行くかどうかより、慶喜を蹴り倒して会津に帰るべきだった。
 会津に帰るのは拒むだろうが、官兵衛なら喜んで慶喜を蹴り倒しそうだ。


秘策は外交
 大阪城にて、他国の公使らと謁見。外交で主導権を握ろうとした。
 一応、策はあったのね

会津の女子たち
 藩士の無事を祈りながら、幟(のぼり)を縫う八重たち。照姫(稲森いずみ)も現れる。
 そこへ遅れて竹子(黒木メイサ)。遅参の理由が薙刀の稽古。
 薙刀の稽古が遅参の理由に値するのか疑問であったが、照姫は居逃れではないかと問う。
(えっ、そっち?)
 言葉に偽りがないなら、その思いを歌に詠んでみよ。
(なんで、そうなる?)

 で、竹子は有名な辞世の句を詠み、皆も幟に思いをしたためることとなった。八重の歌は、鉄砲撃ちらしい勇ましい歌であった。

 竹子の有名な辞世の句と照姫を差し込むための強引さを感じた。
 幟も歌を入れるための不自然な余白が
……


竹子、角馬を訪問。
 八重と竹子、会津を想う心は同じと分かり合う。
 八重の歌、竹子の会津言葉の不出来さと互いになじり合う笑いあう。

京の薩摩藩邸にて
 琵琶の音の中と夕日に染まる廊下に西郷吉之助(吉川晃司)登場。大久保一蔵(徳重聡)と密談。何やらよからぬ話を。
 慶喜を戦に引っ張り出すため、江戸で浪士を扇動して幕府方を挑発する。
 庄内藩士が浪士に斬られたため、庄内藩が江戸の薩摩藩邸を砲撃してしまう。

戊辰戦争。慶喜、ついに動く
「1万5千の猛り立つ兵をどうやって鎮めるのだぁ!」

さすが大将(元将軍…武士の長)!……と思ったら
「薩摩を討たねば、この怒りは儂に向かってくる。
 主君の儂が、殺される……もはや、戦うしかない」


……容保、殴っていいぞ。


鳥羽伏見の戦、幕府軍大敗
 幕府軍の無策の進軍行路、闘気の薄さに、会津、新選組の奮闘空し。
 林権助、銃弾に倒れる。

今回、大仰な演出が目立つなあ。

【ストーリー】番組サイトより
 都では王政復古が宣言され、逃げるように大坂へ下ろうとする慶喜(小泉孝太郎)を林権助(風間杜夫)や佐川官兵衛(中村獅童)らが必死に引き留めるが、神保修理(斎藤工)にいさめられやむなく従うことになる。都へ出兵するも慶喜討伐の口実を失った薩摩と長州は、西郷吉之助(吉川晃司)の発案により、江戸で争乱を起こす。そして1868(慶応4)年1月、ついに「鳥羽・伏見の戦い」が始まる。
 そのころ、慶喜や容保(綾野剛)らの都落ちを知った八重(綾瀬はるか)は、藩の女性たちと共に戦勝祈願の幟旗(のぼりばた)を縫い、スペンサー銃の練習に明け暮れていた。
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