英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

少し前のいちご

2013-05-17 21:48:10 | いちご
「今更」という言葉では足りないくらいの遅ればせな記事です。

【2012年11月29日】

 言わずと知れたいちごです。
 「言わずと知れた」という言葉が使えなくなるほどのご無沙汰です。
 ほぼ半年前です。この記事のタイトルも不正確ですね(笑)(おそらく「その3」までは行くので、このタイトルで許してください)

【2013年1月8日】

 寝床です………違います。
 私の椅子です。油断すると占領されます。


【2013年1月9日】

 次の日も占領されました。

【2013年1月22日】

 ちょっと、おすましですね。


「その2」に続きます。
コメント (15)
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LPSA声明「日本将棋連盟による女流棋戦からの排除行為について」について

2013-05-17 16:32:40 | 将棋
公益社団法人・日本女子プロ将棋協会「LPSA」のホームページに4月8日付の「日本将棋連盟による女流棋戦からの排除行為について」という声明文が公表されました。
 この声明に関して、LPSAに次のような「問い合わせ」(メール)をしました。

=======================================
 私は、単なる将棋ファンで、何の権限も持っておりません。しかし、将棋を愛する気持ちはだれにも負けないつもりでおります。
 近年の「名人戦問題」「女流棋士独立問題」の経緯を報道・機関紙・ネットなどでしか得られる情報しか知っていませんが、一連の連盟幹部の行動に大きな疑問を感じていました。女流棋士独立問題の経緯も、女流棋士自体の行動や信念(信条)にも疑問を持ちましたし、連盟の行為も大きな疑問や怒りを感じていました。
 詳細に突っ込んで調査する位置にないので、知りえる情報で判断するしかないのですが、それ故、公平な立場で事象を観ることもできるし、そうありたいと思っていました。
 なので、今回のLPSAの行為も中立の立場で見ていますし、過去の経緯を抜きにして、判断することもしました。

 そういう目で、今回の出来事を見ています。

 まず、契約期間を残しての契約破棄はないです。もし、一方的に契約破棄ができるのなら、それはもう契約とは言えません。契約不履行なのですから、違約金を払わないといけないのではないでしょうか。(記者会見以前の1月27日付の文書で次期の契約破棄を伝えていますが、今期については触れていません)
 また、契約期間内に契約破棄をした石橋さんの対局の処遇を決めるべきでしょう。記者会見で対局を放棄すると表明しても、対局前日では大会運営側は対応が大変です。
 すでに対局は世間に告知されているわけですから、それを履行しないということは、どれだけの人を裏切り、迷惑を掛けることになるのか考えなかったのでしょうか?
 LPSAは公益法人を謳っていますが、そういう無責任なことをする団体が、それを名乗ってもいいのでしょうか?

 棋士の一番の責務は、将棋を指し、良い将棋を作り、見せることだと思います。その一番大切なことを放棄したのです。
 連盟からの弾圧や嫌がらせがあったかどうかは別にして、たとえ、そういうことがあったとしても、「対局放棄」を実行してもよいということにはなりません。ずっと嫌がらせを受けていた相手に対して、堪忍袋の緒が切れたと言って、暴力をふるってはダメなのです。
 そんな行為は、女流棋士、いえ、棋士の信用を落としてしまったと言えます。今後のスポンサーとの契約にも悪影響を与えるかもしれません。スポンサーだけでなく、世間の評価も落としたかもしれません。

 さて、ここからは、「日本将棋連盟による女流棋戦からの排除行為について」にていて考えます。

 まず、女子柔道界の暴力・パワーハラスメントと同列にしていいものでしょうか?若干次元が違うものに思えますし、LPSAはその女子柔道界の実情を詳細に知っているのでしょうか?報道されていることのみの情報で考察し、こういう声明文に載せていいのでしょうか?

 また、
>「過去から現在も協会は抗議して参りました。スポンサーや報道機関に対しても訴えて来ました。
しかし、関わる報道機関やスポンサーの多くも、これら連盟の不当行為を知りながら「見て見ぬふり」の姿勢であります。
 そこには、スポンサーや報道機関に対しても様々な圧力が働いてのことと考えられますが、結果としてこの体質が連盟の横暴を許してきたと言わざるをえません」


と言う表記がありますが、「スポンサーや報道機関に対しても様々な圧力が働いてのことと考えられます」の根拠はあるのでしょうか?憶測、推測のレベルだとしたら、声明文に表記するのは、団体としての質を疑います。
 さらに、「結果としてこの体質が連盟の横暴を許してきたと言わざるをえません」は、スポンサーや報道機関も批難しています。

>「繰り返しになりますが女子将棋界の問題も、これらと全く同じ構図なのです」

いえ、女子柔道やいじめの問題は、個人とその個人が属する団体との問題、LPSAの場合は、大小の違いはありますが「団体」対「団体」なのです。


>「当協会は、不当な差別・みせしめ的行為を即刻止めるよう連盟に断固抗議します。」
対局放棄という暴挙を行った棋士に対する当然の処分でしょう。


>「我が国の公益法人が、同じ公益法人に対して行う行為でない事は明らかです」

対局放棄が公益法人が行う行為とは思えません。


>「今後の具体的な行動につきましては別途公表の予定ですが」

既に、ほぼ一カ月経過していますが、どこかに掲載してあるのでしょうか?

 以上、厳しいことを書きました。
 特に声明文に対しては、揚げ足取りのようになってしまいましたが、理論武装して自己弁明をしている印象を感じました。
 「対局放棄」に関しては、世間では「暴挙」と受け取られていることを自覚してほしいのです。
 団体として石橋さんを処分、出来れば除名した方がいいように思います。


=======================================


 中学生が懸命に理論武装して、自己の正当性を訴えているとしか思えません。

 さらに、LPSAサイトの「GSPならびにLPSAスタイルへの特別使途指定寄付金募集のお知らせ」のお願いの内容もひどいです。

>・GSPならびにLPSAスタイルへの特別使途指定寄付金の募集について
「日本女子プロ将棋協会(LPSA)では、Girl's Shogi Project(GSP)ならびにLPSAスタイルの趣旨である「女性・女の子が将棋を楽しめる環境作り」の為に、下記の活動の為の寄附金の募集をさせていただきます。皆様には同プロジェクトの趣旨をご理解いただきまして、ご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。」(代表理事 石橋幸緒)

>〔GSPならびにLPSAスタイルへの特別使途指定寄付金への応募方法〕
使途指定寄付金のため、恐れ入りますが一般的に30,000円からの受付とさせていただきます。
トーナメントや大会開催等へのご要望などを含む場合には50,000円からの受付といたします。」


 使途指定寄付金だと、なぜ30,000円以上になるのか、その理由がよくわかりません。
 また、「一般的に30,000円から」の「一般的」て、何なのでしょう?
 さらに、「要望を含む場合には50,000円から」って、注文を付けたかったら、余分に金を出せということなのでしょうか?

 もはや私は理解不能で、LPSAは負の存在にしか思えません。


 メールでも書きましたが、LPSAは石橋さんに何らかの処分をすべきです。
 もっとも、石橋さんがLPSAの代表理事であることも話をややこしくしています(大きくしてもいます)。

 石橋さんが、単なる女流棋士として今回の騒動を起こしたのなら、彼女を処分すれば済みます。しかし、彼女が代表者なので処分を下しにくい(下せない)状況です。
 さらに、彼女の行動は、単なる女流棋士としてではなくLPSAの代表として行動を起こしています。なので、対局放棄がLPSAとして団体が行った行為なので、石橋さん(石橋さんの行為)を処分することは、LPSAの行為・決定を否定することになってしまいます。
 となると、LPSAは自己の正当性を主張し続けるか、石橋さん以下の幹部が退任するかしかないように思えます。


 しかし、あの騒動の後も、石橋さんを除くLPSAの女流棋士は棋戦に参加しています。将棋連盟も参加を認めています。
 将棋連盟の器が大きいとも考えられますが、女流棋界、将棋界全体で考えると、なるべく穏便に済ませたほうが得策だと判断したように感じます。


 さて、メールを送って1週間過ぎようとしても、LPSAから回答を頂けなかったので、「やはりLPSAだなあ」と思っていたところ、回答が届きました。
 到着時期も微妙でしたが、その内容も微妙でした。
 私のメールに対しての回答で、公開を前提とされていませんので、文面をご紹介するわけにはいきませんが、要約しますと、

問題の件は将棋連盟会長をはじめいろいろな方と解決に向けて行動しており、ファンの皆さんにも良い報告ができると確信している。
 ファンの皆さんには大変なご心配をお掛けして申し訳ないと思っており、もう少し事態を見守ってほしい」
とのことです。

 私の非礼なメールにも誠実に回答をしたとも感じられますが、マニュアル通りの回答だったとも考えられます。
 無視された方が、ブログに書きやすく、また、具体的に反論してくれたのなら、LPSAの意図も汲み取れたので、私としては肩透かしの回答でした。
 今回の一連の行動だけでなく、独立当初からの行動の拙さを露呈してきたLPSAでしたが、今回は結果的かもしれませんが、巧妙な回答だったと言えます。

 しかし、若干の肩透かしを食らいましたが、放電してしまうのが私の私たる所以と自惚れて今回の記事をアップします。時々、浅慮で騒動を招いていますが進歩がないですね。
コメント (4)
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