英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『ゼロの真実 監察医・松本真央』 第7話

2014-09-04 17:10:18 | ドラマ・映画
犯行の動機(背景)が不満だった。
 回転資金が足りず、被害者から金を借りたが、その借金を笠に着て、肉体関係を迫るなど法外な要求をした男に手を焼いて、焼死に見せかけて男を殺害してしまった……
 ……確かに困った状態だが、然るべき所(役所、商工会、警察、弁護士など)に相談すれば、何とかなりそうだ。金を借りただけで法を犯したわけでもなく、少しずつ返そうとしていたのだから。
 殺人と放火、そこまでするのは短絡的過ぎる。アパートの放火は、住居の焼失や死傷者だって出てきそうだ。この夫婦がそこまで分別がないとは思えない。


 今回は、若手?監察医の児玉が真央の被害者?
 先輩監察医たちに適当に合わせ、真央とも距離を保ってきたが、解剖で真央とペアを組み、児玉を無視するような彼女の自分流のやり方にキレて、職場放棄をしてしまう。
 そんなことには委細かまわず、真相を追求する真央の姿勢や、彼女の生い立ちを知り、自分の甘さを知り復帰。

「それ(温かいヤカンを触るのが好き……人の温もりを求めていた)を、メンバーに話せば、みんなとうまくいくのに」
と児玉は真央に言うが、
「仲良くする必要はない。友達は要らない」
と、言い切る。彼女の心境も少しは変化したかと思ったが、いまだ凍ったままだった。
 母の真相が明らかになれば、変わるのだろうか?


【ストーリー】番組サイトより
 真央(武井咲)が図書館で小杉(橋爪功)の事件を調べていると、不意に屋敷(佐々木蔵之介)が現れる。屋敷は、真央が度々、拘置所の小杉と面会していることを知っており、8年前に自首してきた小杉を最初に取り調べたのは自分だと告げる。当時、小杉が何らかの目的を持って3人の男を殺害したとの心証を持ったが、動機の解明には至らなかったという。いっぽう、真央は8年前に突然、音信不通だった母から連絡を受け、留学先から日本に戻って会う約束をしたものの、対面するはずだった日、母が“不詳の転落死”を遂げたと語る。
 そんな折、中央監察医務院に放火事件による男性の焼死体が運び込まれてくる。執刀医は児玉(青柳翔)だったが、助手の真央は彼を押しのける勢いで解剖を進める。やがて、死因は火災で発生した一酸化炭素による中毒死の可能性が濃厚になったが、真央だけは納得していない様子で解剖を続けた。すると、遺体の内臓から思わぬ事実が判明。死因が火災以外にあったことが分かり、自殺、他殺、事故死など様々な可能性が浮上してくる。「不詳の死因などあってはならない」という信念を持つ真央が、たぐりよせた事件の真相とは…!?
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