NHK「ニュース7」12月2日 -党首に問う-より
-今回の選挙を「何選挙」と名付けるか?-
「前進か後退か」。それをまさに、有権者に決めてもらう選挙である。
他の政策のことも含んでいると考えられるが、一言で言うと、“「アベノミクス」を続け前進するか、それを止めて後退するか”ということだろう。「アベノミクス=前進」と定義するのが、自分の都合の良いように解釈する総理を端的に表している。
-解散の意義は?-
「2年間の経済政策(アベノミクス)を進めていくのか、やめていくのか?」を訴えている。
それを、国民に決めてもらって、国民とともに経済を成長させていく、国民の生活を豊かにしていく政策を進めていきたいと考えている
前の問いと同じ答えである。これは選挙の目的で意義ではない。
一見、「選挙で国民が政策(方針)を決める」というのは真っ当な方法のように思える。
しかし、選挙とは人であり、しがらみでもある。さらに「相対的要因」が非常に左右するものである。
他に入れたい候補者や政党がなくて、渋々、自民党を選ぶ人が多い。
我が福井県は、「保守王国(自民王国)、福井」で、これをマスコミが進んで表現するというおかしな県である。政権交代の風が吹き荒れた時でさえ、福井県は3選挙区とも自民が死守した。
とにかく、政策を第一に考えて投票するのではなく、政党に投票するのである。アベノミクスを支持していない者でも、自民党に入れるのである(しがらみや相対的要因で)。
自民(総理)も、選挙で勝てると踏んで解散に踏み切ったのである。それで、「選挙で勝利」=「アベノミクス支持」という図式を刷り込んで、アベノミクス推進、消費税税率10%にアップを完遂しようとしているのである。
「解散して民意を問われ、支持したのだから、文句は言うな」「消費税率アップを待ってやるから、文句は言うな」である。
アナウンサーと解説員の問いに、2度も同じ答えを繰り返したのは、その意図の現れである。
そもそも、総理は庶民の声など聞く耳は持っていないし、声が聞こえたとしても、捻じ曲げて自分の都合のいいように解釈してしまうのである。
-アベノミクスの恩恵が、地方や中小企業に届いていないという声が強い。地方経済に景気回復の風をどのように送り届けるのか?-
アベノミクスとは、企業が生産性を高め、世界での競争力を強くしていく。その中で収益力を改善し利益を上げ、それによって雇用を増やし賃金を上げていく。
そうなれば消費が拡大し、景気が回復していく。この景気の好循環で、デフレから脱却し、経済を成長させ、国民生活を豊かにする政策である。
簡単に言えば、雇用を増やし、賃金を増やしていく政策である。
この2年間で、有効求人倍率は過去22年間で最高の数字と……うんたらかんたら………
…………まだまだ(景気の回復を)実感できないという方がたくさんいることは承知している。地方、中小企業の皆さんに、それを実感していくように、さらに前に進めていきたい。
この言葉って、……「アベノミクスは世界で競争するような大企業を応援する政策で、大企業のおこぼれが庶民にも届くよう、さらに大企業を応援していくよ」と言っているのである。
社会保障の確保のため、消費税率をアップするのだが、政策を推進するために国会を解散し600億円以上の税金を浪費する(600億円が世の中に循環する利はあるかもしれない)。今回の選挙は「自民党、大企業の為の解散」と言っていいだろう。
野党がふらふらしているので、自民が勝っちゃうんだろうなあ……
【その他のぼやきなど】
・今回の衆議院選挙で、福井県は3選挙区から2選挙区に減った。更に地域格差が進んじゃうんだろうなあ。石川県には来年、新幹線が通るのに、福井県は10年遅れだよ……(まあ、石川県も地方だけど)
・消費税を下げると、消費拡大になって景気回復し、所得税、法人税収アップという図式は成り立たないのかな?誰か試算してよ。
・小渕氏、当選しちゃったら、群馬県の県民性を疑うよ(まあ、過去にも多々あることだけど)
・2009年の衆議院選挙で、当時の公明党党首の太田氏を破った民主党(当時)の青木愛氏(現・生活の党)の演説風景が、注目選挙区(今回も太田VS青木)ということで紹介されたが、青木氏の顔が随分引き締まっていたのが印象的だった。
・選挙とはズレルが、改造内閣で大臣が後退するのも無駄。
・小沢氏の名付けた選挙の名前、≪よく言ったぞ!≫
-今回の選挙を「何選挙」と名付けるか?-
「前進か後退か」。それをまさに、有権者に決めてもらう選挙である。
他の政策のことも含んでいると考えられるが、一言で言うと、“「アベノミクス」を続け前進するか、それを止めて後退するか”ということだろう。「アベノミクス=前進」と定義するのが、自分の都合の良いように解釈する総理を端的に表している。
-解散の意義は?-
「2年間の経済政策(アベノミクス)を進めていくのか、やめていくのか?」を訴えている。
それを、国民に決めてもらって、国民とともに経済を成長させていく、国民の生活を豊かにしていく政策を進めていきたいと考えている
前の問いと同じ答えである。これは選挙の目的で意義ではない。
一見、「選挙で国民が政策(方針)を決める」というのは真っ当な方法のように思える。
しかし、選挙とは人であり、しがらみでもある。さらに「相対的要因」が非常に左右するものである。
他に入れたい候補者や政党がなくて、渋々、自民党を選ぶ人が多い。
我が福井県は、「保守王国(自民王国)、福井」で、これをマスコミが進んで表現するというおかしな県である。政権交代の風が吹き荒れた時でさえ、福井県は3選挙区とも自民が死守した。
とにかく、政策を第一に考えて投票するのではなく、政党に投票するのである。アベノミクスを支持していない者でも、自民党に入れるのである(しがらみや相対的要因で)。
自民(総理)も、選挙で勝てると踏んで解散に踏み切ったのである。それで、「選挙で勝利」=「アベノミクス支持」という図式を刷り込んで、アベノミクス推進、消費税税率10%にアップを完遂しようとしているのである。
「解散して民意を問われ、支持したのだから、文句は言うな」「消費税率アップを待ってやるから、文句は言うな」である。
アナウンサーと解説員の問いに、2度も同じ答えを繰り返したのは、その意図の現れである。
そもそも、総理は庶民の声など聞く耳は持っていないし、声が聞こえたとしても、捻じ曲げて自分の都合のいいように解釈してしまうのである。
-アベノミクスの恩恵が、地方や中小企業に届いていないという声が強い。地方経済に景気回復の風をどのように送り届けるのか?-
アベノミクスとは、企業が生産性を高め、世界での競争力を強くしていく。その中で収益力を改善し利益を上げ、それによって雇用を増やし賃金を上げていく。
そうなれば消費が拡大し、景気が回復していく。この景気の好循環で、デフレから脱却し、経済を成長させ、国民生活を豊かにする政策である。
簡単に言えば、雇用を増やし、賃金を増やしていく政策である。
この2年間で、有効求人倍率は過去22年間で最高の数字と……うんたらかんたら………
…………まだまだ(景気の回復を)実感できないという方がたくさんいることは承知している。地方、中小企業の皆さんに、それを実感していくように、さらに前に進めていきたい。
この言葉って、……「アベノミクスは世界で競争するような大企業を応援する政策で、大企業のおこぼれが庶民にも届くよう、さらに大企業を応援していくよ」と言っているのである。
社会保障の確保のため、消費税率をアップするのだが、政策を推進するために国会を解散し600億円以上の税金を浪費する(600億円が世の中に循環する利はあるかもしれない)。今回の選挙は「自民党、大企業の為の解散」と言っていいだろう。
野党がふらふらしているので、自民が勝っちゃうんだろうなあ……
【その他のぼやきなど】
・今回の衆議院選挙で、福井県は3選挙区から2選挙区に減った。更に地域格差が進んじゃうんだろうなあ。石川県には来年、新幹線が通るのに、福井県は10年遅れだよ……(まあ、石川県も地方だけど)
・消費税を下げると、消費拡大になって景気回復し、所得税、法人税収アップという図式は成り立たないのかな?誰か試算してよ。
・小渕氏、当選しちゃったら、群馬県の県民性を疑うよ(まあ、過去にも多々あることだけど)
・2009年の衆議院選挙で、当時の公明党党首の太田氏を破った民主党(当時)の青木愛氏(現・生活の党)の演説風景が、注目選挙区(今回も太田VS青木)ということで紹介されたが、青木氏の顔が随分引き締まっていたのが印象的だった。
・選挙とはズレルが、改造内閣で大臣が後退するのも無駄。
・小沢氏の名付けた選挙の名前、≪よく言ったぞ!≫