英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

錦秋の紫式部公園

2014-12-02 15:19:16 | 歳時
紫式部公園
【市のホームページより】
昭和56年4月7日に都市計画の決定を行い、昭和58年度より都市計画事業にて着手。世界的偉大な女流文学者の紫式部がこの地を訪れたことを記念して、それにふさわしい文化的、歴史的公園として整備した。施設としては紫式部像・紫式部歌碑・釣殿・泉池・自由広場・藤棚などがある。

【市の観光協会のホームページより】
越前市武生で1年余りを過ごした、世界的偉大な女流文学者の紫式部を偲び、平安時代の貴族の住居を模して、池や築山を配置した全国で唯一の寝殿造の庭園を再現した公園。越前富士・日野山を借景にした雅やかな庭園と約200mもある芝生公園の藤棚、金色の紫式部像がみどころです。寝殿造公園の隣りは芝生広場となっています。芝生広場も含めて「紫式部公園」です。芝生広場を囲むようにコの字型の藤棚があります。5月初旬には見ごろになり、約200mに及ぶ藤棚の下を歩くことができます。


 市のホームページの説明は素っ気なかったので、観光協会の説明も併記しました。
 「世界的偉大な女流文学者」という表現が合致しているのが面白いです。
 あと、観光協会さんには申し訳ないのですが、「1年余りを過ごした」という表現、長期の印象を与えたいのかもしれません。しかし、冷たい目で見ると、「短期間」に思えます。建設当時、「1年しか住んでいないのに、大々的に紫式部が育った地」と謳うことへのくすぐったさと、税金の無駄使いと感じた記憶があります。(実際には、いろいろなイベントやに利用されたり、グラウンドゴルフの大会や練習に活用されたりしています)

 拙ブログには、2010年5月に登場しています。

【10月29日撮影】


 橋の上から池を撮りますね。

 こちらが池の右側です。


 こちらは池の左側です。


 さて、主役となるべき紅葉ですが…

 色が薄い割には、散っている枝も多く、撮るのに苦労しました。


 こちらは、最初の写真の対岸から撮ったものです。


 ちょうどいい地図画像があったので、引用(拝借?)しました。
 でも、この地図、よく見ると「現在位置」が記されています。公園の案内板をそのまま引用してあるようです。
 ここまでの経路は、池の中央下部から橋を渡り、左に曲がったとお考えください。

 で、こちら側には、

 紫式部さんが立っていらっしゃいます。(「立っておられる」の方が大げさでなく使いたいのですが、「おる」は謙譲語なので尊敬語として使うのは間違いとする説と、「尊敬語として定着しているから構わない」「“おられる”は尊敬語と存在している」という説があるようです)
 建立されて30年以上経っているので、そろそろお色直しをしてあげたいですね。

 紫式部に別れを告げ、池を左に観ながら小路を歩きます。(地図の「現在位置」地点に向かいます)


 途中、紅葉発見。


 たぶん、この写真は地図上の「現在位置」付近です。


 脇道(分かれ道)があったので、こちらも散策。



 これは、最初の地点の橋の右側に伸びる小路です。
 しばらく歩くと、池の対岸の釣殿が近くに見えてきました。


 こちらは、池の右辺です。


 で、右辺から見たのがこちら。

 最初に渡った橋が見えます。

 で、最後に隣の芝生の公園です。

 こちらに、過去記事でご紹介した藤棚があります。

 中央に見える山ですが

 日野山です。「越前富士」と呼ばれています。

 天気も良く、頃合いもちょうど良いかと足を運びましたが、紅葉は今一つでした。
 でも、素敵な空間でした。
コメント
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