レビューするつもりはなかったのですが、第5話があまりにも……
今回のミソは2つ
1.凶器の隠滅方法
凶器はかぼちゃ
スープにして、食べて……隠滅。
何度もスープが映されるので、想像はついた。せっかくの料理だったが、まずそうに見えた。
かぼちゃが殺害の凶器に成り得るかは、微妙なところ。衝撃に耐えればかなりのダメージを与えられそうだが、割れてしまえば衝撃は分散してしまう。
以前、『相棒』で、凶器の冷凍イカを亀山薫(寺脇康文)が食べたのを思い出した。(Season2「殺人晩餐会」)
それはともかく、被害者に買いに行かせたかぼちゃを凶器にしているので、憎悪が蓄積していたとは言え、突発的な殺意であろう。
しかし、その割には、レンタカー、スーツケース、変装などは用意周到。しかも、ダミーで捜査を攪乱。
2.“ゴースト”作戦
実は被害者は生きていて保護されていた。
さも生きていない(殺害された)かのように被疑者に思わせて、供述を引き出す。
取り調べ開始時に“ゴースト”作戦と言っていたので、最初からの作戦。
このドラマ、“後出しジャンケン”的な傾向は強かったが、今回のは酷過ぎる。
確かに、≪“ゴースト”作戦とほのめかしたこと≫、≪磐城刑事部部長(大倉孝二)が「お前たちのやり方は間違っている!」と怒鳴っていたこと≫など、視聴者へのヒントになっていたが…
夫が共犯かどうかなどを探るために、被害者が生きていることを隠していたと言うが、隠す理由としては弱い。
夫に隠すかどうかはさておき、犯人の姑には生きていて状況も聞いていると告げた方が決着は早いだろう。
【ストーリー】番組サイトより
平凡な専業主婦である姑・山下昌子(真野響子)に頼まれ、夕食のスープに使うカボチャを買いに出かけた嫁・彩矢(国分佐智子)が行方をくらました。日付をまたいでも連絡が取れなかったため、彩矢の夫で弁護士の翔太(山崎樹範)は警察に行方不明者届を提出。彩矢もまた大手法律事務所の弁護士ということもあって、単純な失踪事件ではないと推察した警視庁は、真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に出動を要請する。
さっそく有希子は山下家のあるマンションへ向かい、涙ながらに嫁の安否を案じる昌子から話を聞くことに…。そんな中、大型スーツケースを運ぶコート姿の不審者が映った防犯カメラ映像を見た昌子から、重要な手がかりとなる証言が飛び出す。なんと約1カ月前、この不審者を息子夫婦の家の前でも見たというのだ!
やがて昌子の証言により、彩矢が不倫中だったことが発覚。さらに、コート姿の男がレンタカーにスーツケースを乗せるのを目撃した人がいたため、調査を進めると驚愕の事実が判明する。あろうことか、車の借り主は昌子だったのだ! しかし、車の足取りは途中で途絶え、スーツケースの在り処までは突き止められず…。
その矢先、翔太が妻を殺したと自首してきた! だが有希子は、昌子こそが真犯人だと確信し、重要参考人として出頭するよう依頼するが、昌子はこれを拒否する。しかも何を思ったか、昌子は自宅で有希子と2人きりなら事情聴取に応じると言い出し…!?
脚本:井上由美子
演出:本橋圭太
今回のミソは2つ
1.凶器の隠滅方法
凶器はかぼちゃ
スープにして、食べて……隠滅。
何度もスープが映されるので、想像はついた。せっかくの料理だったが、まずそうに見えた。
かぼちゃが殺害の凶器に成り得るかは、微妙なところ。衝撃に耐えればかなりのダメージを与えられそうだが、割れてしまえば衝撃は分散してしまう。
以前、『相棒』で、凶器の冷凍イカを亀山薫(寺脇康文)が食べたのを思い出した。(Season2「殺人晩餐会」)
それはともかく、被害者に買いに行かせたかぼちゃを凶器にしているので、憎悪が蓄積していたとは言え、突発的な殺意であろう。
しかし、その割には、レンタカー、スーツケース、変装などは用意周到。しかも、ダミーで捜査を攪乱。
2.“ゴースト”作戦
実は被害者は生きていて保護されていた。
さも生きていない(殺害された)かのように被疑者に思わせて、供述を引き出す。
取り調べ開始時に“ゴースト”作戦と言っていたので、最初からの作戦。
このドラマ、“後出しジャンケン”的な傾向は強かったが、今回のは酷過ぎる。
確かに、≪“ゴースト”作戦とほのめかしたこと≫、≪磐城刑事部部長(大倉孝二)が「お前たちのやり方は間違っている!」と怒鳴っていたこと≫など、視聴者へのヒントになっていたが…
夫が共犯かどうかなどを探るために、被害者が生きていることを隠していたと言うが、隠す理由としては弱い。
夫に隠すかどうかはさておき、犯人の姑には生きていて状況も聞いていると告げた方が決着は早いだろう。
【ストーリー】番組サイトより
平凡な専業主婦である姑・山下昌子(真野響子)に頼まれ、夕食のスープに使うカボチャを買いに出かけた嫁・彩矢(国分佐智子)が行方をくらました。日付をまたいでも連絡が取れなかったため、彩矢の夫で弁護士の翔太(山崎樹範)は警察に行方不明者届を提出。彩矢もまた大手法律事務所の弁護士ということもあって、単純な失踪事件ではないと推察した警視庁は、真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に出動を要請する。
さっそく有希子は山下家のあるマンションへ向かい、涙ながらに嫁の安否を案じる昌子から話を聞くことに…。そんな中、大型スーツケースを運ぶコート姿の不審者が映った防犯カメラ映像を見た昌子から、重要な手がかりとなる証言が飛び出す。なんと約1カ月前、この不審者を息子夫婦の家の前でも見たというのだ!
やがて昌子の証言により、彩矢が不倫中だったことが発覚。さらに、コート姿の男がレンタカーにスーツケースを乗せるのを目撃した人がいたため、調査を進めると驚愕の事実が判明する。あろうことか、車の借り主は昌子だったのだ! しかし、車の足取りは途中で途絶え、スーツケースの在り処までは突き止められず…。
その矢先、翔太が妻を殺したと自首してきた! だが有希子は、昌子こそが真犯人だと確信し、重要参考人として出頭するよう依頼するが、昌子はこれを拒否する。しかも何を思ったか、昌子は自宅で有希子と2人きりなら事情聴取に応じると言い出し…!?
脚本:井上由美子
演出:本橋圭太