英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

特捜9 season2 第6話「星型の殺意」

2019-05-16 21:19:41 | ドラマ・映画
レビューするつもりはなかったのですが、第6話があまりにも……
(どこかで書いたような文句ですね・笑。あ、第5話も酷かったです)

話が極端と言うか、強引と言うか、独善的と言うか、ご都合主義と言うか……

被害者・野口功子(秋野暢子)の3人の弟子
理沙(木下あゆ美)……技術もセンスもあった。パリで成功を収めた。
鈴(おりもりお)………12年前、橋から転落死。努力家。
芳美(三倉茉奈)………優しい子。結婚を機にパティシエの道を離れる(鈴の死亡前)。

 犯人は、優しいはずの芳美。
①夫が潔癖症でモラルハラスメントが激しかった
       ↓
②そのせいでホストクラブにハマっていた
       ↓
③ホストクラブに通うため、師匠の店のレジから現金を盗む
       ↓
④警察に突き出すことをせず、芳美の夫にこのことを告げ芳美の苦境を打開しようとした
       ↓
⑤電話をする為、芳美に背を向けた師匠を、ナイフで刺す

 ①→②……そういうパターンもないとは言えないが
 ②→③……ホストクラブにハマっていたのなら、相当な回数、窃盗を犯さないと駄目だろう
      師匠の店が不用心なせいかもしれないが、なぜ、師匠の店を狙ったのか?
 ⑤……背中に隙を見せたらダメでしょう

 ②の理由は、≪ホストクラブにハマる≫、≪派手なメイクに服装≫⇒香水を使用……事件解決の為、理沙が事件直前、香水の匂いに気づく必要があったからと考えられる

 

この師匠、言葉足らずだなぁ(まあ、こういう言葉足らずは、サスペンスには付き物ですが)
 12年前の悲劇も、もう少し理沙と鈴に丁寧に弟子選びの理由を話していたら…
 今回も、すぐ電話する前に、芳美の話を聞き、説得すればよかったのに……


タイトルの「星型の殺意」
 功子秘伝のアップルパイは、芯の部分を星形に切り抜くことにより、パイに香り成分に多く残る。
 犯行現場に残っていたアップルパイは、香り成分が少なかった(星形の切り抜き方ではなかった)
 星形切抜きを続けたことにより理沙は親指を痛めており、功子秘伝のアップルパイを作ることが出来なかった


 このことが、今回のミソで、この部分の展開はなるほどと思ったが、疑問もある
・師匠の前なら無理してでも星形に切り抜くと思うが…
・星形に切り抜くのなら、星形の型を使用すればいいのに……(ナイフで切り抜かないのは、邪道?)


 宮原礼二(金児憲史)は懐かしい!

 あと、番組に文句を言いたいのは、番組サイトでのゲストに中西良太さんが入っていないこと
 ほんと、チョイ役だったけど。あんまりな扱いなんじゃない……



【ストーリー】番組サイトより
 行列のできる焼き菓子の名店『のぐち』の店主・野口功子(秋野暢子)が殺された。死因は背中から胸の大動脈を傷つけられたことによる失血死で、凶器は殺害現場の厨房にあったペティナイフ。レジの金が抜き取られていたこともあり、特捜班は怨恨と物取りの両面から捜査を開始する。
 遺体の第一発見者は島崎透(須藤公一)というデパートの営業マン。島崎はデパートの得意客・村岡芳美(三倉茉奈)から『のぐち』を紹介され、功子の作るアップルパイの虜に。以来、デパートに出店してほしいと功子を説得するため『のぐち』に通いつめていたという。 いつもより2時間も早く店を閉めようとしていた功子は、島崎を追い返してすぐ、藤本理沙(木下あゆ美)というパティシエと電話していた。それが最後の電話だと知った浅輪直樹(井ノ原快彦)は衝撃を受ける。ついさきほど妻・倫子(中越典子)からケーキ店『ミヤハラ』で働いていた頃の友人だと、理沙を紹介されたばかりだったのだ! そんな中、理沙が『ミヤハラ』を辞めた後、『のぐち』で働いていたことも判明する。
 一方、島崎に『のぐち』を紹介した芳美のもとへ向かった小宮山志保(羽田美智子)と村瀬健吾(津田寛治)は、芳美もかつて『のぐち』で働いており、当時、理沙と芳美のほかに坂出鈴(おりもりお)という弟子がいたことを聞き出す。さらに、理沙と鈴の間には『のぐち』の後継者を巡る微妙な確執があったこともわかり…。
 直樹は12年前に何があったのか、そして後継者争いの真相を調べるため、再び理沙のもとへ…。特捜班が時をさかのぼって真相に迫る!

ゲスト:秋野暢子 木下あゆ美 三倉茉奈 金児憲史

脚本:瀧川晃代 
監督:鈴木浩介
コメント
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