英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2022年度A級順位戦 最終局(対局前)

2023-03-02 09:15:49 | 将棋
本日(3月2日)、2022年度A級順位戦 最終局が行われる。
最終局を前にした状況は――
A級順位戦8回戦終了時の成績
広瀬八段 6勝2敗(ランク5位) 最終局対戦相手 菅井
藤井竜王 6勝2敗(ランク9位) 最終局対戦相手 稲葉
斎藤八段 5勝3敗(ランク1位) 最終局対戦相手 永瀬
豊島九段 5勝3敗(ランク4位) 最終局対戦相手 佐藤天
永瀬王座 5勝3敗(ランク6位) 最終局対戦相手 斎藤
菅井八段 5勝3敗(ランク8位) 最終局対戦相手 広瀬
稲葉八段 4勝4敗(ランク10位) 最終局対戦相手 藤井
佐藤天九段3勝5敗(ランク3位) 最終局対戦相手 豊島
糸谷八段 1勝7敗(ランク2位) 最終局対戦相手 佐藤康
佐藤康九段0勝8敗(ランク8位) 最終局対戦相手 糸谷


 佐藤康九段、糸谷八段の降級が決定してしまっている。
 挑戦権争いは、6勝2敗が広瀬八段と藤井竜王、5勝3敗が斎藤八段、豊島九段、永瀬王座、菅井八段で、挑戦権獲得の可能性を持つ棋士が6名と大混戦。
 6勝2敗の二人が有力なのは間違いないが、二人が共に敗れると3敗者を含めた多人数でのプレーオフになる。二人だけの挑戦権争いは順位は関係ないが、3人以上になるとパラマス方式になり、順位の差が非常に大きくなる。
 詳しくは、「2022年度A級順位戦 最終局前のリーグ戦情勢と▲永瀬王座-△藤井五冠戦の簡単感想」

最終局は
⑨藤井竜王(6勝2敗)ー ⑩稲葉八段(4勝4敗)
⑤広瀬八段(6勝3敗)ー ⑧菅井八段(5勝3敗)
①斎藤八段(5勝3敗)ー ⑥永瀬王座(5勝3敗)
④豊島九段(5勝3敗)ー ③佐藤天九段(3勝5敗)
②糸谷八段(1勝7敗)ー ⑧佐藤康九段(0勝8敗)
 興味を優先すると、稲葉八段と菅井八段に勝っていただきたいが……藤井竜王と広瀬八段が揃って敗れるとは考えにくい(順位戦だからそれも有り得るが)。
 確率的には(勝率5割と考えると)、どちらかが敗れて単独首位で挑戦者決定する確率が50%(藤井挑戦25%、広瀬挑戦25%)、両者勝利のプレーオフは25%、両者とも敗れるケース25%であるが、藤井竜王の勝率が.800なので藤井単独1位が40%、広瀬単独1位10%、両者勝利のプレーオフ40%、両者敗局10%となる。

 全く勘だけの私の予想は(青字勝利)、
藤井竜王(6勝2敗)ー ⑩稲葉八段(4勝4敗)
広瀬八段(6勝3敗)ー ⑧菅井八段(5勝3敗)
斎藤八段(5勝3敗)ー ⑥永瀬王座(5勝3敗)
豊島九段(5勝3敗)ー ③佐藤天九段(3勝5敗)
②糸谷八段(1勝7敗)ー ⑧佐藤康九段(0勝8敗)
コメント
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