英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルス その158「騒ぎ立てる必要はないかもしれないが、第10波が来ているかもしれない」

2024-02-03 13:35:09 | 時事
“第10波”と言うべきかは分からないが、新型コロナウイルスの感染者が増えてきている。
状況をどう捉えたらいいのかも、よく分からない(後述)が、まず、データから

【1週間に確認された1医療機関あたりの感染者数の平均値の推移】

2022年10月から2023年5月7日までの「第8波」を含む感染状況のデータを、「定点把握」で集計し直し、参考値として発表(青色の棒グラフ)。
グラフでは、この過去の参考値(青色の棒グラフ)と、2023年5月8日以降の最新の「定点把握」の数値(黄色い棒グラフ)を、便宜的に同じ画面内に連続して表示


【直近3週間の、1週間に確認された1医療機関あたりの感染者数の平均値】
1月08日〜1月14日…… 8.96人(前週比129%)
1月15日〜1月21日……12.23人(前週比136%)
1月22日〜1月28日……14.93人(前週比122%)

 インフルエンザは17.72人(1月22日〜1月28日)(『新型コロナウイルス特設サイト』より)

 昨年(2023年)5月7日までの“全数把握”とそれ以降の“定点把握”を同列に考えてよいか疑問の余地はあるが、第9波(定点把握)に迫りつつあり、第8波級に感染拡大する可能性もある。
 ちなみに、第8波(2022年12月~2023年1月)のピーク時は1日の感染者数は246,000人(最高値)だった。現在の定点データを全数把握データに置き換えると、約50,000人(類推)。
 とにかく、グラフから考えると、感染はかなり拡大してきている。

 ただし、第9波の時はそれほど騒がれなかったので、深刻に考えなくてもよいのかもしれない。
 しかし、情報が出てこなかっただけかもしれないし、警戒心が薄れて、検査数も少なくなったと考えられるので、感染者の実数はもっと多いのかもしれない。
 将棋界でも昨年は、コロナ感染で対局延期や不戦敗の事例もちらほらあったが、最近は“体調不良”で延期や不戦敗という告知も多いので、インフルエンザによるものかもしれない。

 なので、インフルエンザ並みの警戒でよいのかもしれない(いえ、インフルエンザも油断してはいけない)
 とにかく、重症患者、入院患者、死亡数などが分からないので、「かもしれない」連発の歯切れの悪い文章になってしまう。

 「声出し声援」「会食(宴会)」などの自粛は呼びかけなくてもよいとは思うし、通常の生活の制限も必要ないとは思うが、やはり、重症化のリスクがある人がいるので、《感染が拡大している》事実はアナウンスすべきだろう。
 あと、重症化率なども教えてほしい。


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