「声が大きい方が勝った?……兵庫県知事選挙結果」(11月18日記事)の続編のようなものです。
まず、本記事の主眼とは少々ずれてしまうが、
【投票する際に何を最も参考にしたか?】(出口調査)
▼「SNSや動画サイト」が30%
▼「新聞」が24%
▼「テレビ」が24%
▼「知人・家族のすすめ」が5%
▼「その他」が17%
というデータから、《世間は新聞やテレビよりSNSを重視した》として「新聞・テレビがSNSに敗れた(旧媒体が新媒体に敗れた)」と報じていたが、新聞・テレビは類似媒体で一つとして考えられ、結論付けるのは早計である。実態を正確に捉えようとするならば、重視した順位をつけて(1~3位、または、1位2位)調査しなければならない。
さて、『日テレNEWS』の
「兵庫知事選、、SNSが決め手に? 「偏っている」「デマにだまされた」…“不信”テレビのあり方 『news zero』の課題と悩み」
という記事がある。この中で……
【テレビなどメディアへの不信感】として
『テレビは一方通行、偏っている』
『SNSで色々調べて決めた』
という声があった。
確かに、テレビや新聞は、ほぼ一方通行で、
時には“しがらみ”(政治家や政府、スポンサー、会社組織、警察・検察など)があり、それらに配慮した報道も多いように思う。
また、視聴者の興味を惹くような話題や見せ方(論調)を優先する傾向も強い。(斎藤氏の”おねだり事例”など)
《本当に知りたいことを報じてくれない》《本当に言って欲しいことを言ってくれない》と思うことが多い。
これに対して、SNSなどインターネットは自分が知りたいことを思いのまま調べることができる。
上述の『SNSで色々調べて決めた』はあるべき姿勢だと思う。
ただし……
ネットに書いてあることが正しいとは限らない
ネットには公の団体・組織、民間の団体・組織、個人、匿名者など多種の存在や立場の発信者がいる。
組織・団体だと発信した情報が誤りであることは許されないが、匿名だと情報に責任は持たないし、故意に偽情報を流すこともある。
個人で、正しい主張をすると言う意志はあっても、拠り所の情報が誤っている可能性や、ご認識している可能性もある。
しかし、インターネットで画像や映像で示されると、真偽不明でも、それが事実のように思えてしまう。
《以下の記述は、ネット検索の流れを推論したもので、斎藤氏のパワハラ疑惑の真偽を述べたものではありません》
先ほど、“自分のの思いのまま調べることができる”と述べたが、検索して上位に示されるのは、閲覧数が多い順。閲覧数が多いというのは、世間の関心が高いということで、信憑性とは無関係とはいえないが、誤りである可能性もある。
例えば、兵庫県知事選挙の場合「兵庫県知事選挙」「斎藤失職」「パワハラ」「疑惑」などの語句で検索する。
そして、《斎藤氏は嵌められた?》という疑問が湧くと、その関連のワードで検索する。
その場合、《より発信する声が大きい》方が検索の上位に上がる。《声の大きさ》というのは《発信の数が多い》ということに大きく関連しており、発信の動機としては、「マスコミの報道への疑問」とか「パワハラ疑惑に対する疑問」という意思を持つ者が強く、《斎藤氏の失職を妥当》と考えている者は敢えて発信しようとは思わない。
よって、『斎藤氏失職への疑問』関連の記事が多くなり、単に疑問を持って検索した人も、その関連の記事(動画)を目にすることが多くなり、さらに、記事(動画)の閲覧上位を占めるという相乗効果が生まれた……
それと、自分の関心のある事柄しか検索しないので、関心とは少し離れてはいるが重要な情報を見ることは少ない。
世間の声で「色々調べて」とあるが、“色々”というのは同傾向の情報ということが多いのではないだろうか?
あとは、冒頭で紹介した日テレ記事に任せます【以下引用】
小栗泉・日本テレビ解説委員長
「選挙戦中の情報の出方も背景の1つにあると思います、今回の選挙戦の特徴の1つとして、斎藤氏へのサポートを掲げて立候補したNHK党の立花孝志党首が告示日以降に、多くのYouTube動画を投稿しました」
「この中では、(さまざまな疑惑を告発した男性職員は)『ウソとうわさ話と作り話を並べて斎藤さんを落としに行った』と語り、『大手メディアのデマにだまされた』などとメディアへの不信感をあらわにしました」
「『作り話』などの情報は今なお事実として確認できない情報ですが、こうした情報に触れて、『斎藤知事は悪くない』と思った人たちも多かったでしょう」
「私たちは、こうした情報などに対して大きく扱うことはしませんでした。なぜかというと、前提としてテレビは放送法や公職選挙法で中立・公平であることが求められていて、私たちは事実と確認できたことだけを放送しています」
「そうした中、立花氏の主張が事実なのかどうか、ファクトチェックをするには非常に多くの時間がかかるので、わずかな期間ではできなかったというのが正直なところです」
実際、パワハラがあったのか?プロ野球パレードに纏わるキックバックなどの真相を私は知りたい。
まず、本記事の主眼とは少々ずれてしまうが、
【投票する際に何を最も参考にしたか?】(出口調査)
▼「SNSや動画サイト」が30%
▼「新聞」が24%
▼「テレビ」が24%
▼「知人・家族のすすめ」が5%
▼「その他」が17%
というデータから、《世間は新聞やテレビよりSNSを重視した》として「新聞・テレビがSNSに敗れた(旧媒体が新媒体に敗れた)」と報じていたが、新聞・テレビは類似媒体で一つとして考えられ、結論付けるのは早計である。実態を正確に捉えようとするならば、重視した順位をつけて(1~3位、または、1位2位)調査しなければならない。
さて、『日テレNEWS』の
「兵庫知事選、、SNSが決め手に? 「偏っている」「デマにだまされた」…“不信”テレビのあり方 『news zero』の課題と悩み」
という記事がある。この中で……
【テレビなどメディアへの不信感】として
『テレビは一方通行、偏っている』
『SNSで色々調べて決めた』
という声があった。
確かに、テレビや新聞は、ほぼ一方通行で、
時には“しがらみ”(政治家や政府、スポンサー、会社組織、警察・検察など)があり、それらに配慮した報道も多いように思う。
また、視聴者の興味を惹くような話題や見せ方(論調)を優先する傾向も強い。(斎藤氏の”おねだり事例”など)
《本当に知りたいことを報じてくれない》《本当に言って欲しいことを言ってくれない》と思うことが多い。
これに対して、SNSなどインターネットは自分が知りたいことを思いのまま調べることができる。
上述の『SNSで色々調べて決めた』はあるべき姿勢だと思う。
ただし……
ネットに書いてあることが正しいとは限らない
ネットには公の団体・組織、民間の団体・組織、個人、匿名者など多種の存在や立場の発信者がいる。
組織・団体だと発信した情報が誤りであることは許されないが、匿名だと情報に責任は持たないし、故意に偽情報を流すこともある。
個人で、正しい主張をすると言う意志はあっても、拠り所の情報が誤っている可能性や、ご認識している可能性もある。
しかし、インターネットで画像や映像で示されると、真偽不明でも、それが事実のように思えてしまう。
《以下の記述は、ネット検索の流れを推論したもので、斎藤氏のパワハラ疑惑の真偽を述べたものではありません》
先ほど、“自分のの思いのまま調べることができる”と述べたが、検索して上位に示されるのは、閲覧数が多い順。閲覧数が多いというのは、世間の関心が高いということで、信憑性とは無関係とはいえないが、誤りである可能性もある。
例えば、兵庫県知事選挙の場合「兵庫県知事選挙」「斎藤失職」「パワハラ」「疑惑」などの語句で検索する。
そして、《斎藤氏は嵌められた?》という疑問が湧くと、その関連のワードで検索する。
その場合、《より発信する声が大きい》方が検索の上位に上がる。《声の大きさ》というのは《発信の数が多い》ということに大きく関連しており、発信の動機としては、「マスコミの報道への疑問」とか「パワハラ疑惑に対する疑問」という意思を持つ者が強く、《斎藤氏の失職を妥当》と考えている者は敢えて発信しようとは思わない。
よって、『斎藤氏失職への疑問』関連の記事が多くなり、単に疑問を持って検索した人も、その関連の記事(動画)を目にすることが多くなり、さらに、記事(動画)の閲覧上位を占めるという相乗効果が生まれた……
それと、自分の関心のある事柄しか検索しないので、関心とは少し離れてはいるが重要な情報を見ることは少ない。
世間の声で「色々調べて」とあるが、“色々”というのは同傾向の情報ということが多いのではないだろうか?
あとは、冒頭で紹介した日テレ記事に任せます【以下引用】
小栗泉・日本テレビ解説委員長
「選挙戦中の情報の出方も背景の1つにあると思います、今回の選挙戦の特徴の1つとして、斎藤氏へのサポートを掲げて立候補したNHK党の立花孝志党首が告示日以降に、多くのYouTube動画を投稿しました」
「この中では、(さまざまな疑惑を告発した男性職員は)『ウソとうわさ話と作り話を並べて斎藤さんを落としに行った』と語り、『大手メディアのデマにだまされた』などとメディアへの不信感をあらわにしました」
「『作り話』などの情報は今なお事実として確認できない情報ですが、こうした情報に触れて、『斎藤知事は悪くない』と思った人たちも多かったでしょう」
「私たちは、こうした情報などに対して大きく扱うことはしませんでした。なぜかというと、前提としてテレビは放送法や公職選挙法で中立・公平であることが求められていて、私たちは事実と確認できたことだけを放送しています」
「そうした中、立花氏の主張が事実なのかどうか、ファクトチェックをするには非常に多くの時間がかかるので、わずかな期間ではできなかったというのが正直なところです」
実際、パワハラがあったのか?プロ野球パレードに纏わるキックバックなどの真相を私は知りたい。
立花とかがしゃしゃり出てきて、よく分からん方向に話が流れて行っちゃった気がします。
SNSの使い方や関連する法律は見直すべきだと思います。
で、結局どうなん?と、何も解決していないことにモヤモヤが拭えないままです。
スッキリしないですね~┐(´д`;)┌
>お邪魔します(*- -)(*_ _)ペコリ... への返信
たたらさん、こんばんは。
>立花とかがしゃしゃり出てきて、よく分からん方向に話が流れて行っちゃった気がします。
そうですよね。
今回、記事で書いたようなワードで検索をしたら、立花関係の動画のコメントで、氏に感謝するコメントがいろいろと書き込まれていたり、ホリエモンと立花氏が立ち話(たちばなし)ではなく、オンライン会話している動画がヒットしたり……ムカムカしてしまいました。
とにかく、真相はよくわかりませんが、「今回の選挙結果は間違っている」と叫びたい気持ちです。
>結局どうなん?と、何も解決していないことにモヤモヤが拭えないままです。
ですよね。
パワハラなどについては、県庁職員に聴取する権限が欲しいです。
あと、立花氏を取り調べる権力が欲しいです。でも、彼と直接会話するのは嫌かも。