英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

藤井くんはベトナムでも強かった

2023-06-06 11:36:16 | 将棋
………藤井くんはベトナムでも強かった。
 棋聖戦と王位戦(羽生九段に挑戦者になって欲しかったが)へのダブル挑戦。藤井七冠vs佐々木大地七段の12番勝負となっている。


 とうとう渡辺明氏も“九段”の仲間入りかあと複雑な思いをしている。
 そんな思いはともかく、ようやく輝きを強め始めた佐々木七段。渡辺九段、豊島九段、羽生九段よりも、勝利期待値が大きい。
 とは言え、藤井七冠のダブル防衛の線は崩れない。佐々木七段から見て、棋聖戦1勝3敗、王位戦2勝4敗が妥当だろうが、棋聖戦の初戦で佐々木七段が勝利すれば、棋聖位奪取もあり得るかもと思っていた。
 藤井七冠も、慣れない海外対局の上、ここまでかなりのハードスケジュールで、調子を崩す可能性もある………しかし、藤井くんは、いつものように強かった。

 将棋はショートレンジでの打ち合いとなった。
 互角の打ち合いかと思えたが、一段落してみると、藤井七冠が優位に立っていた。
その後、最善手を逃したところもあったようだが、藤井七冠が敗れる気配は全くなかった
(終盤、持ち時間が少なくなって互角なら、まず、相手が間違える)。
 《勝利への距離が少なからずあって、届きそうにない》という感触を、佐々木七段も味わったのではないだろうか?


 それでも、勝負は単純なものではなく、佐々木七段にも勝機はある。
 こういう心配はしたくないが、タイトル戦が続いての消耗が将棋に影響することもある。
 勝てば勝つほど、“八冠達成”への期待は高まり、周囲が騒がしくなる。もちろん承知はしているとは思うが、マスコミも藤井七冠が将棋に集中できるように配慮してほしい。

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