【8回戦終了時の成績】(括弧内の数字は今期ランキング・右端は最終局の対戦相手)
西山 朋佳 女流三冠(1) 8勝0敗 今井(5-3)
内山 あや 女流初段(2) 6勝2敗 渡部(4-4)
石本 さくら女流二段(3) 5勝3敗 野原(2-6)
今井 絢 女流初段(7) 5勝3敗 西山(8-0)
渡部 愛 女流三段(4) 4勝4敗 内山(6-2)
加藤 桃子 女流四段(7) 3勝5敗 山根(2-6)
大島 綾華 女流二段(7) 3勝5敗 鈴木(2-6)
山根 ことみ女流三段(4) 2勝6敗 加藤(3-5)
鈴木 環那 女流三段(6) 2勝6敗 大島(3-5)
野原 未蘭 女流初段(7) 2勝6敗 石本(5-3)
陥落4名(同成績はランキング優先)
予選突破者4名はランク7位
渡部、山根は昨期予選突破で、昨年成績も同成績なので4位タイ
8回戦は10月18日から11月8日にかけて、ぽつりぽつりと行われていて、11月5日に西山女流三冠が8勝目(全勝)を上げ、挑戦を決定していることに気がつかなかった。
本日 明日(11月15日)、最終局(一斉対局)が行われることを知り、急遽、この記事を書いています。
現状は上表の上位5名(渡部まで)が残留決定しており、野原女流初段は順位の関係で陥落が決定している。
陥落は4名、つまり、残留の椅子は6個なので、残り1つの椅子を加藤、大島、山根、鈴木の4棋士で争う状況……かと思ったが、鈴木は順位の差で残留の目はないようだ(後述)
現状、1勝多い加藤、大島が有利だが、ランクが下位なので0.5勝分のリードしかない。上表では加藤が大島の上段に記されているが、予選突破者同士なので差はない。
最終局5局のうち、西山-今井、内山-渡部、石本-野原は残留争いには関係なく、
残りの2局の加藤(ランク7位・3勝5敗)-山根(ランク4位・2勝6敗)、大島(ランク7位・3勝5敗)-鈴木(ランク6位・2勝6敗)が、残留争いの直接対局となっている。
加藤は勝った場合、大島-鈴木戦で鈴木が勝てば残留、大島が勝つと加藤、大島が共に4勝5敗、ランク7位の同成績となる(おそらく残留決定戦が行われる)。
大島は勝った場合、加藤-山根戦で山根が勝てば残留、加藤が勝つと加藤、大島が共に4勝敗、ランク7位の同成績となる(おそらく残留決定戦が行われる)。
山根は勝った場合、大島-鈴木戦で鈴木が勝てば残留。山根(R4)、鈴木(R6)、加藤(R7)、大島(R7)が3勝6敗で並ぶが、ランク最上位の山根が残留。
鈴木は最終局に勝っても、加藤-山根戦で加藤が勝って4勝5敗となり、加藤を上回れず(鈴木は3勝6敗)、加藤-山根戦で加藤が敗れても、山根(R4)、鈴木(R6)、加藤(R7)、大島(R7)が3勝6敗で並び、順位の差で山根を上回れない。
加藤女流四段は昨期陥落し(ランク4位で4勝5敗で陥落は不運)、今期予選を勝ち抜いてリーグに復帰したが、今期も苦戦。
“女流四強”のもう一人の伊藤沙恵女流四段は昨期3勝6敗で陥落、今期は予選敗退。さらに昨期は実力者の上田女流四段、香川女流四段もリーグを陥落し、復帰できず。
それだけ、若手の成長で上位の層は厚くなったと言えるが、加藤、伊藤の女流名人戦での苦戦は想定外だった。
果たして残留するのは?
西山 朋佳 女流三冠(1) 8勝0敗 今井(5-3)
内山 あや 女流初段(2) 6勝2敗 渡部(4-4)
石本 さくら女流二段(3) 5勝3敗 野原(2-6)
今井 絢 女流初段(7) 5勝3敗 西山(8-0)
渡部 愛 女流三段(4) 4勝4敗 内山(6-2)
加藤 桃子 女流四段(7) 3勝5敗 山根(2-6)
大島 綾華 女流二段(7) 3勝5敗 鈴木(2-6)
山根 ことみ女流三段(4) 2勝6敗 加藤(3-5)
鈴木 環那 女流三段(6) 2勝6敗 大島(3-5)
野原 未蘭 女流初段(7) 2勝6敗 石本(5-3)
陥落4名(同成績はランキング優先)
予選突破者4名はランク7位
渡部、山根は昨期予選突破で、昨年成績も同成績なので4位タイ
8回戦は10月18日から11月8日にかけて、ぽつりぽつりと行われていて、11月5日に西山女流三冠が8勝目(全勝)を上げ、挑戦を決定していることに気がつかなかった。
現状は上表の上位5名(渡部まで)が残留決定しており、野原女流初段は順位の関係で陥落が決定している。
陥落は4名、つまり、残留の椅子は6個なので、残り1つの椅子を加藤、大島、山根、鈴木の4棋士で争う状況……かと思ったが、鈴木は順位の差で残留の目はないようだ(後述)
現状、1勝多い加藤、大島が有利だが、ランクが下位なので0.5勝分のリードしかない。上表では加藤が大島の上段に記されているが、予選突破者同士なので差はない。
最終局5局のうち、西山-今井、内山-渡部、石本-野原は残留争いには関係なく、
残りの2局の加藤(ランク7位・3勝5敗)-山根(ランク4位・2勝6敗)、大島(ランク7位・3勝5敗)-鈴木(ランク6位・2勝6敗)が、残留争いの直接対局となっている。
加藤は勝った場合、大島-鈴木戦で鈴木が勝てば残留、大島が勝つと加藤、大島が共に4勝5敗、ランク7位の同成績となる(おそらく残留決定戦が行われる)。
大島は勝った場合、加藤-山根戦で山根が勝てば残留、加藤が勝つと加藤、大島が共に4勝敗、ランク7位の同成績となる(おそらく残留決定戦が行われる)。
山根は勝った場合、大島-鈴木戦で鈴木が勝てば残留。山根(R4)、鈴木(R6)、加藤(R7)、大島(R7)が3勝6敗で並ぶが、ランク最上位の山根が残留。
鈴木は最終局に勝っても、加藤-山根戦で加藤が勝って4勝5敗となり、加藤を上回れず(鈴木は3勝6敗)、加藤-山根戦で加藤が敗れても、山根(R4)、鈴木(R6)、加藤(R7)、大島(R7)が3勝6敗で並び、順位の差で山根を上回れない。
加藤女流四段は昨期陥落し(ランク4位で4勝5敗で陥落は不運)、今期予選を勝ち抜いてリーグに復帰したが、今期も苦戦。
“女流四強”のもう一人の伊藤沙恵女流四段は昨期3勝6敗で陥落、今期は予選敗退。さらに昨期は実力者の上田女流四段、香川女流四段もリーグを陥落し、復帰できず。
それだけ、若手の成長で上位の層は厚くなったと言えるが、加藤、伊藤の女流名人戦での苦戦は想定外だった。
果たして残留するのは?
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