英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

矛盾だらけの脱酸素施策……COP29支援資金、EV車シフト

2024-11-22 17:40:55 | 時事
COP29、支援資金で難航
 途上国の気候変動対策を支援する資金をめぐって、紛糾。
 途上国は、気候変動などをもたらしているのは先進国で、被害を受けているのは途上国。先進国はその責任を負うべく負担額を大きくしたうえ、途上国への援助をして欲しい。これまでの有利子資金援助(貸付)による負債額が膨れ上がっている状況もある。
 先進国もこれまで以上の支援は難しく、新興国や国際的な金融機関、それに民間も含め資金源を幅広く拡大を望んでいる。
 私には、支援資金などの詳細はよく分からないが、気候変動による災害や温暖化や気候変動による1次産業の困窮の問題がひっ迫しているので、資金云々より、もっと、温暖化を抑える施策に時間や精力を注いでほしい。
 化石燃料使用削減、再生可能エネルギー推進、EV車シフトに移行などの施策を進める必要はあるが、電力使用量を抑えるということを真剣に取り組む必要がある。

 《電力使用量を抑える》というのはエネルギー効率を良くするという方向もあるが、何より、人間活動を抑えるのが一番肝心のように思う。
 チャットGPTなどAIの進歩は目を見張るものがあり、デジタル機器などによる、人間の労力削減や便利さを手放すのはもはや困難かもしれない。
 しかし、AI、PC使用による電力消費量は飛躍的に増加してきており、この部分を抑えないと、「CO2削減」を謳っても、全く追いつけないのではないだろうか?

 取りあえず、「1時間早く寝る」というのはどうだろうか?
 将棋連盟は、棋士のPC利用の研究を禁止、棋戦中継もAI形勢判断も禁止……

EV車へのシフトでニッケル採掘、精錬、EV用バッテリーの製造による環境破壊
 温室効果ガス(CO2)の削減によって、EV車へのシフトが促進されてる。
 それによりEV用バッテリーの需要が増えると、そのバッテリーのリチウムイオン電池に必要なニッケルの需要も大きくなる。
 《ニッケル採掘⇒精錬⇒EV用バッテリー》の工程で、環境破壊が大きいという。
・ニッケル採掘による森林伐採・破壊
・鉱山の汚泥や精錬所の廃棄物による土壌汚染、井戸水の水質悪化
・森林伐採により、降雨による泥が海岸に運ばれ、海洋にも悪影響
・一連の工程には電力が必要で、火力発電所を増設(乱造)、大気汚染


 そもそも、CO2削減のためのEV車なのに、そのEV車を生産するために火力発電所を乱造し、CO2を大量発生させている。
 本末転倒、矛盾もいいところだ。

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