英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『ST 赤と白の捜査ファイル』 第9話

2014-09-14 22:35:06 | ドラマ・映画
 連続ドラマの宿命で、質が薄くなり残念な気持ちが湧いてしまい、第7話、第8話はレビューを見送っているが、キャラが面白いので楽しめてはいる。
 第7話は人気バイオリニストと名器バイオリンに纏わる密室殺人事件。『名探偵コナン』か『金田一少年の事件簿』のようなノリ、
 第8話は犯罪心理学者による殺人計画の話。こちらはグタグタ感が強かったが、警察の限界「法では捌けないこともある」という、クライマックスに向けての伏線の回であった。

 第9話もクライマックスへの序章の連続殺人事件と、それに並行して起こった銀行立て籠もり事件。

 連続殺人事件の関連性を紐解く赤城の推理もあったが、それよりも、赤城の毒舌・暴言振りが面白かった。

 立て籠もり事件では、今まで「空気」だった池田管理官(林遣都)が活躍。
 負傷し病室で、百合根と青山に
「ふっ…ふふっ、“池田さん”か…初めて名前を呼ばれた……やっとあんたらの視界に入れたわけだ」
 ほんとだね。やっと視聴者の視界に入れた。

 立て籠もり犯人に本当のことを隠した妻に対して、激高する黒崎。長い台詞を一気に話す珍しいシーンだった。

 次回は、動き出した仕置き人「桃太郎」グループと対決。
 三枝(渡部篤郎)の真意は?
 「次にお会いする時には、素晴らしい謎解きを見せてもらえると信じていますよ」
と、三枝は赤城を挑発するが、そうであってほしいと思う。

【ストーリー】番組サイトより
 百合根友久(岡田将生)はSTの功績が認められ警察庁刑事局特殊犯罪対策室の室長に抜擢となり、異動は一週間後だと命じられる。新たなSTのキャップとして就任するのは池田管理官(林遣都)。
 百合根がSTを抜ける事に赤城左門(藤原竜也)があっさり承諾したため、百合根は激怒。翌日も文句を言い続けるが、赤城は我関せずとばかりに先日起きた事件の現場写真に見入る。直後、新たな遺体が発見される。先日起きた事件と同様に被害者の背中には“モモタロウ”の刻印が彫られていた。現場に到着した赤城は犯人が残した次の殺人現場のヒントを見つけ、第三の現場に急ぐ。
 その頃、都内の高級スポーツジムでは立てこもり事件が発生。立てこもり犯の要求は赤城左門を5分以内に連れてくること。しかし、赤城が立てこもり現場に5分で向かうのは不可能。そこで赤城は青山翔(志田未来)にすべてを任せる。青山の指示のもと、池田は赤城になりすまし立てこもり現場へ。
 第三の現場に辿り着いた赤城たちは、第一、第二の遺体同様“モモタロウ”の刻印が彫られた遺体を発見する。赤城は「一連の連続殺人は一つの思想でまとまったグループによる組織的犯行」だと推理。そして、その裏には三枝(渡部篤郎)の影が!? 果たして、赤城はこの連続殺人を止める事は出来るのか!? 一方、立てこもり現場に向かった池田の運命は!? さらに三枝が警察を去った“真の目的”が明らかとなる―。
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第27期竜王戦挑戦者決定戦 第3局(糸谷六段×羽生名人)

2014-09-13 15:08:57 | 将棋
森内俊之竜王への挑戦権を争う第27期竜王戦挑戦者決定三番勝負(羽生善治名人 対 糸谷哲郎六段)第3局は、9月8日(月)に東京・渋谷区「将棋会館」で行われ、先手の糸谷六段が羽生名人を95手で下し、2勝1敗で森内竜王への挑戦権を獲得しました。(気力低下のため、竜王戦中継サイトより、そのまま引用)

 「敬老の日イベント+連休」を控えた今週は多忙を極めるというのに、週の頭から気力を大きく減退させる出来事が勃発してしまった。永世竜王が……二度目の七冠が………………

 後手番の羽生名人であったが、“無敵横歩取り”を起用。2012年度12勝4敗(先手7-2、後手5-2)、2013年度11勝1敗(先手5-1、後手6-0)、2014年度はここまで4勝0敗(先手番なし、後手4-0)、特にここ2年は、まさに無敵状態。先手番もさることながら、後手番はこの2年度で10戦全勝である。
 また、若手相手に3局指して2局も敗れるとは考えられず、≪第1局は海外だったよな~≫などと、気持ちは7番勝負へと。
 ただ、今期11勝2敗、竜王戦挑戦者トーナメントの勝ち方も見事だった糸谷六段が相手であること、第1局の勝ち星をするりと落としてしまった“らしからぬ負け方”とが相まって、嫌な予感もあった。



 この△2四飛の飛車のぶつけに違和感を感じた方も多かったのではないだろうか。
 この△2四飛は、昨年の挑戦者決定三番勝負の郷田九段が披露し森内名人に敗れた。しかし、その後も改良され一つの指し方として市民権を得ている。とは言え、羽生名人は初採用。研究の裏付けはあるだろうが、この大一番で研究派の糸谷六段にぶつけるのは羽生名人らしいと言えるが、飛車のぶつけによる斬り合いは、「優れた大局観と深い読みを駆使して、羽生名人の中盤の押し引きの中で将棋を構築していく羽生名人らしさ」が生きない。一抹の不安を感じた。

 △2四飛以下、飛角交換、角打ちで角の合わせを強要し先手陣に隙間を生じさせ、銀をグイと前線に繰り出し、角を打ち先手陣に迫る羽生名人に対し、後手の攻めの根幹の1四の角に圧力を加える糸谷六段の▲1六歩。

 糸谷六段の新手であるが、≪さあ、攻めて来い!≫という悠然たる指し手である。逆に、後手は前につんのめっている印象を受けた。


 銀捨ての大技。
 この銀捨ては羽生名人の研究手なのか、それとも、新手▲1六歩に対して急遽捻り出した苦肉の策だったのか?
 そして、糸谷六段の▲1六歩は研究手だったのか?▲1六歩の時点で、この銀捨ても視野に入っていたのだろうか?

 △2六銀に▲1四角は7分の考慮。ほぼこの一手なので、読み筋だったのかは考慮時間からは推し量ることはできない。
 △1四同歩に▲3三歩

 玄妙な一着だった。
 △3三同桂と取らせれば、後手玉は弱体化する。しかし、場合によってはこの桂が4五→5七や2五→3七と活用される危険性もある。
 さらに、糸谷六段は50分強の考慮中、他の心配もしていた(後述)
 羽生名人は、この手に対し1時間14分考えて△3三同桂と応じた。

 糸谷六段は狙いの▲8三角を決行。以下△9四角▲同角成△同歩▲8三角△9三角▲7二飛成△同金▲同角成△3七銀成▲同桂△2九飛▲3九歩△3六歩と進む。
 互いの予定だったのだろう、10分ぐらいの少考はあるが一気に進んだ。


 駒割りは金銀と飛車の二枚換えで先手の駒得。ただ、後手としても只で捨てた銀が3七の銀と交換になり、9三に打った角も先手の玉頭を睨んでいる。さらに、桂を3七に跳ねさせたことで2九に飛車を打つことができ、3九に底歩を打たせたことで後手の3三の桂を歩で攻められることもない。後手も不満のない展開と思われた。
 ただ、素人目には飛車の利きを底歩で止められることには大きな不安を感じた。△3七歩成が実現すれば、それも杞憂となるのだが。
 
 しかし、第5図以下▲6一銀△4二玉▲6三馬(▲4一金までの詰めろ)△3一玉▲3六馬△1九飛成▲2三歩と進むと……。


 せっかくの3六の歩が馬で払われ、しかもこの馬が攻防によく利いている。後手は△1九飛成と香を得たものの底歩で無力化されたまま。この折衝は後手の損が大きいように感じるがどうなのだろう。羽生名人としては、手順に左翼に退避できるのが大きいと見たのかもしれないが、▲2三歩(第6図)と垂らされてみると、玉の危険度は低くなっておらず、6一に打たせた銀も、挟撃体制に一役買っている。▲5二銀成とされると先手の攻めは厚みを増すし、いきなり▲2二銀△同金▲同歩成△同玉▲2三歩と迫る手も相当な手段である。
 羽生名人も局後に「歩を垂らされてやる手に困りましたね」と述べている。
 この局面で△5四香、△7三桂、△2九龍などが調べられたが、先手が有望な局面になっていたようだ。

 さて、ここで第4図(▲3三歩)に戻る。

 ここで、糸谷六段は△2五角を気にしていたそうだ。
 以下▲6八玉△3三桂▲8三角△5八飛▲7七玉△7八飛成▲同玉△7一金打▲9一竜△8三銀▲2六銀△5八角成▲6九銀△同馬▲同玉△5五角▲3四歩△9一角▲3三歩成△4九飛▲5九飛△4六飛成▲3七銀△7六竜▲7九香△6七竜▲6八歩△6五竜▲3二と△6二玉(変化図)


 (このように進むかはわからないが)、中継ページには
「自信ないです。皮膚がないから」と糸谷。羽生は「飛車の取り方がいまいちと思いましたが、こうやるんでしたか」とある。
 駒割りは先手の桂香得だが歩切れ(皮膚がない)、駒の働きは後手が良いので、こう進むのなら個人的には後手を持ちたい。

 特筆すべきは、この変化を糸谷六段が警戒して、羽生名人は素通りだったこと。
 糸谷六段の充実ぶりを示しているが、そもそも、こういった▲3三歩のような利かしを掻い潜るのは羽生名人は特異で得意な分野のはずだ。


 この後も、悪いながらもまだ難解でギリギリの攻防が繰り広げられると思われたが、あっさりと土俵を割ってしまった感がある。
 たとえば、第7図。

 一手前の△5四飛は後手の玉頭の守備に利かしつつ、先手の玉頭の攻めも見た攻防手だが▲6八金と遊び駒を働かされると、切り札であるべき持ち駒の飛車と遊び駒の金とが同等となってしまっている。飛車を投入するなら、この際、後手玉の危険は承知で、玉頭に迫りつつ馬取りに△5五飛と打つべきだったのではないだろうか?
 さらに、第7図以下△5五香と攻めたてたが▲6六銀と受けられ突破できない。そして………

 ………そして△6五歩!


 部分的には守備に利いている銀を攻める手筋だが、放っておいても▲5五銀としたいところで、俗に言う“お手伝い”の手だった。
 ▲5五銀△同飛▲2四香が痛い。



 以下は、ほぼ一直線に投了図。


 ………………………永世竜王、二度目の七冠が「おあずけ」となった。
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『HERO』 第9話

2014-09-10 17:20:46 | ドラマ・映画
いつもに増して、不満の多い回だった。
①チーム戦と言っても、検事チームは裏で相談や打ち合わせができるし、最後はチャットで情報の共有さえしてしまう。
 犯罪者は許せないが、“チーム戦”という視点だけなら、ハンデがあり過ぎで、詐欺グループが可哀想過ぎる
②傷害致死(殺人)の起訴とは言え、大学生グループの振り込め詐欺の行為に対しての糾弾がなさすぎ
③さらに、仲間を見殺しにし、放置して逃げ、自分たちの保身を図った件に対しても、検事たちは甘かった
④主犯も特定できず、狂気も見つかっていないのに検察に持ってくるものなのか?
⑤フットサル愛好の仲間と言うが、経験者がいなくても嘘が露見してしまうレベルだった。
振り込め詐欺グループの内輪もめという真相も、見え見えだった
 あまりにも見え見えだったので、主犯が大学生で、ボス格の椎名に罪を被せているのかと思った。
今週の「検事の正義」は、なかったようだ
 敢えて言うなら、川尻部長の“昭和風取り調べ(落とし)”か。

 巷のブロガーさんたちの評価は“まずまず”のようだが、『東京スカーレット』以下の残念さを感じる私は、ひねくれモノ?
 

【ストーリー】番組サイトより
 登庁途中の久利生公平(木村拓哉)たちは、顔が合うとおしゃべりに花が咲く。今日は、末次隆之(小日向文世)が背中を痛めた話や、麻木千佳(北川景子)の取り寄せたDVDが届かないというぼやきを話題に職場に着いた。
 この日、そんな久利生たちを待っていたのは、大学生4人による暴行致死容疑。仲間のひとりを集団暴行によって死なせてしまったのだ。しかし、最終的な死因となった凶器は発見されておらず、凶器を使った大学生も特定されていない。川尻健三郎(松重豊)は、久利生、田村雅史(杉本哲太)、宇野大介(濱田岳)、馬場礼子(吉田羊)それぞれに被疑者一人を担当させ、チームプレーで事件を調べるよう促す。
 だが、大学生たちの口は重く、事件について語ろうとしない。分かったのは、被害者を含めた5人がフットサル仲間だということだけ。久利生と千佳は、5人の関係を探るため、通っている大学で聞き込み。いつも5人が集まっていた食堂を突き止めるが、その日は休業していた。
 次の日、再び久利生たちは食堂へ。女店主、カルロス玉恵(片桐はいり)から有力な情報を得る。5人は、いつも大学教授のような人物と店で話をしていたと言うのだ。殺害現場の指紋調査を警察に依頼した久利生は、ある男を特定して検察庁に呼び出す。久利生は担当していた大学生の取り調べを川尻に預け、自らは呼び出した男を担当。4人別々の大学生と同時に、男に話を聞くという形で事件の真相に迫る。
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アレチヌスビトハギ

2014-09-10 09:13:50 | 歳時
2つ前の記事「晩夏から初秋へ」

の写真の赤紫色の花ですが、


 空き地を占拠するように咲いていました。
 アップの写真はうまく撮れませんでしたが


 こんな感じです。

 で、何という花なのか………

 最初はヤハズソウマルバヤハズソウだと思いました。
 花の色や、3枚の葉が一点から三方に広がるような付き方が似ていました。
 しかし、花も若干違うし、「ヤハズソウ」の名の由来は「小葉を引っ張ると支脈沿いに矢筈(やはず)のような形に切れる」そうなのですが、一枚ちぎってみましたが(ごめんね)、不規則にちぎれてしまいました。

 正解はアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)・マメ科でした。
 ヌスビトハギ(盗人萩)の可能性もありますが、花の色や茎の伸び方などから、北アメリカ原産のアレチヌスビトハギのように思います。「果実は4~6個の小節果になるが、ヌスビトハギほど節のくびれが深くない」そうです。
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キバナコスモスとケイトウ

2014-09-09 17:43:22 | 歳時
【9月7日撮影】

 キバナコスモスです。
 確か、コスモスの仲間ですが、一般のコスモス(ピンク系)とは交配できず、葉の形状も異なり、咲く時期も早いです
 この説明をしたとき、登場したのが今回の撮影場所です。


 これらの写真の中に赤い花が見えると思います。
 隣接して植えられているのですが、多少、混ざって育っているようです。
 そこで、隣に目を移すと……


 ケイトウです。
 ケイトウと言うと、私は扇形のモノが思い浮かぶのですが(トサカケイトウ。「鶏頭」と言うくらいですから)、これはウモウ(羽毛)ケイトウというらしいです。
 赤が鮮やかです。 他にも黄、橙、ピンクと色数が豊富なようです。
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晩夏から初秋へ ~生い茂る野草たち~

2014-09-09 17:03:18 | 歳時
【8月20日撮影】

 まず、車のバンパー……違います!


 殿様バッタでしょうか?顔つきが(眼や側頭部の黒い模様)違うような気もします。
 正直、イナゴ、イナゴモドキ、クルマバッタ、クルマバッタモドキなどいろいろ似た種類がいてよくわかりません。殿様バッタでも「褐色型」と「緑色型」とがあるそうです。
 足の太さや模様は殿様バッタに近いと思いますが。

【8月30日撮影】

 8月も下旬になると山間では、ススキが顔を出すようになりますが、街中でも目立ち始めました。
 別角度からです。


【8月31日撮影】
 時々登場する「裏の空き地」です。直近では、ニワホコリかどうかで悩んだ時に登場しました。

 その時も雑草の宝庫だったのですが、この夏は雨が多かったので、パワーアップしています。
 その中で、赤紫の野草が見えます。昨年まではなかったような気がしますが、何の花でしょうか?(後ほど、明らかになります)

【9月7日撮影】

 家の前の空き地は更にすごいことになっています。
 ロープを張るための杭は道路から見えるのは80㎝くらいですが、空き地からだと1m20㎝ぐらいあります。
 1枚目→3枚目と空き地の奥へ行くと密集度や草丈も半端じゃありません。

 いちごも踏み込めません。


 ツユクサも盛りなのですが、なかなか目立てない状態です。
 ススキも埋もれかけています。
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夕景

2014-09-09 15:47:39 | 歳時
 立秋(8月上旬)辺りから、日に日に日が暮れる(漢字で書くと変?)のが早くなりますが、9月に入るとほんとに夕暮れが早くなります。



 と言っても、この4枚の写真は、1枚目が5月6日、残りは5月10日のものです。
 アップし損なっていたので、この機に便乗しました。

【8月20日 ;:37~6:39撮影】


【8月21日 6:43~6:49撮影】

 2日続けての綺麗な夕焼けでした。
 21日の夕焼けは続きがあります。



【8月29日 6:34~6:35撮影】


【9月7日 6:44撮影】

 本当に日が暮れるのが早くなりましたね。
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残念

2014-09-08 21:50:26 | 将棋
あうぅぅ……

 相性が悪いのだろうか………過密日程のせいなのか………
 一番負けてほしくない相手に、一番負けてほしくないところ(挑戦者決定戦)で、敗れるとは…………
 彼が悪いわけではないのですが、テレビや映像(主にNHK杯将棋トーナメント)を見る限り、ダメなんです、話し方や、早指しの手つきが……
 今期の竜王戦は、森内竜王を応援します。
 
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『軍師官兵衛』 第36話「試練の新天地」

2014-09-07 21:16:36 | ドラマ・映画
・右近の覚悟
・図に乗る茶々
・お福の逡巡
・怒る宇都宮鎮房
・焦った長政

  鎮房に対しては、秀吉の命の前にあらかじめ知らせるべきではなかったか?
  間延び感が強い回だった。
  他の感想は特になし
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『ゼロの真実 監察医・松本真央』 第8話(最終話)

2014-09-07 17:04:08 | ドラマ・映画
「真実は明らかにすべきだ。知るべきだ」
「真実を明らかにしない方がいい場合もある。知ることで不幸になることもある」


 真実をすべて明らかにできるとは限らない。不可能である。ならば、無理に明らかにしない真実があっていいんじゃないか………真実を知って不幸になるより、知らずに平穏に過ごすほうが良い。
 そういう事例が「第3話」であり、今回だった。
 若い女性が転落死した。足から落下したので自殺と見られたが、落下の途中で手すりを掴んだため、足から地面に衝突したことが判明。ドラマでは触れなかったが、靴が先に落下してきたことにも合致する。
 真相は一人の男性を巡って姉妹が揉め、はずみで姉が妹を突き落としたのだった。

 両親は、次女の命を失ったうえ、その命を奪ったのが長女だったということを知り、不幸のどん底に叩き落されたのだった。
 「何も知りたくなかった」と嘆く。私がその立場だったら、そう思うかもしれない。しかし、真相を知らずにいるというのも嫌だとも思う。

 「娘に会うことよりも男を選び死に至った」という真央の母の死の真相。真央を思い印田は「不詳の死」としたのだった。
 母の夏子は天才だったが淫乱だった……
 真央を生んですぐ、真央を交番の前に捨てたのは、真央がいなければ自分を捨てた男が戻ってくると考えたから。身勝手な女だった。

 真央は「悲しい真実だが、知ることができて良かった。今後も真実を明らかにしていきたい」(意訳)と印田に告げる。

【些細な突っ込み・疑問】
①「母の遺体写真を見してください」「見してください」
……「見せてください」ではなく「見してください」と2度の台詞。気になった。
②もっと早く母の死の真相に迫ることができたはず。
 遺体写真(S字状の裂創)を見て分かる真相だった。今回の事件で、「落下の途中にバウンドした結果、頭から地面に落ちた」という発想ができたという意味はあったが。
③真央の母の死の真相は順当過ぎた。
④今回の転落死については、遺書めいたメールがあったとしても、「監視カメラのチェックぐらいは事件発覚時点でチェックしろ」と言いたい

⑤泉澤部長の東大復帰云々は必要なかった。もう少し、過去に印田と付き合っていたのなら味のあるキャラにしてほしかった。

【ストーリー】番組サイトより 
 屋敷(佐々木蔵之介)が印田(真矢みき)に、真央(武井咲)が日本に帰ってきた理由を「あんたの嘘を暴くためや」と語っているさなか、真央も2人の近くまで来ていた。その脳裏に浮かぶのは、母・夏子(霧島れいか)と会う約束をした8年前のこと。初めて会った母の死顔…。その検案を担当したのが印田だった。真央は決意を秘めた表情で、「母の転落死は、私が必ず解明します」と2人に告げるのだった。
 その頃、とあるビルから若い女性が転落死する事件が発生。目撃者の証言や、『もう死にたい』という携帯メールの履歴から、自殺と思われた。それでも真央は、「正しい死因を解明するのが監察医の仕事です」と譲らず、遺体は監察医務院に搬送される。改めて遺体を調べた結果、女性は何者かに突き落とされた可能性が浮上してくる。その検案のさなか、母と同じ転落死にこだわっている様子の真央と、そんな真央にいら立ちを隠せない印田が衝突。そこで真央は、屋敷一郎(佐々木蔵之介)にある取引を持ちかける…。果たして、印田と真央の母の死にどんなかかわりがあるのか!? 死刑囚・小杉(橋爪功)との関係は? 真央はついに最後の真実と向き合うことになる!
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