六月鵜飼
かがりびも かげしるければ うばたまの よかはのそこは みづももえけり
篝火も 影しるければ うば玉の 夜川の底は 水も燃えけり
六月の鵜飼
鵜飼の篝火の影がはっきりと映っているので、夜の川の底で水も燃えているかのようだ。
「しるけれ」は「しるし(著し)」の已然形で「はっきりわかる」「明白である」意。「うば玉の」は「夜」にかかる枕詞ですね。屏風絵の幻想的な絵柄が目に見えるようです。
六月鵜飼
かがりびも かげしるければ うばたまの よかはのそこは みづももえけり
篝火も 影しるければ うば玉の 夜川の底は 水も燃えけり
六月の鵜飼
鵜飼の篝火の影がはっきりと映っているので、夜の川の底で水も燃えているかのようだ。
「しるけれ」は「しるし(著し)」の已然形で「はっきりわかる」「明白である」意。「うば玉の」は「夜」にかかる枕詞ですね。屏風絵の幻想的な絵柄が目に見えるようです。