あふさかの あらしのかぜは さむけれど ゆくへしらねば わびつつぞねる
逢坂の 嵐の風は 寒けれど 行くへ知らねば わびつつぞねる
よみ人知らず
逢坂の関に吹きすさぶ風は寒いけれど、これからどこへ行くともあてのない自分は、わびしいと思いながら寝るのだ。
行き先を定めない旅は気ままでもあるが寂しくもある。そんな旅の途上、嵐が吹き荒れる夜に一層わびしい気持ちが増しての詠歌です。
あふさかの あらしのかぜは さむけれど ゆくへしらねば わびつつぞねる
逢坂の 嵐の風は 寒けれど 行くへ知らねば わびつつぞねる
よみ人知らず
逢坂の関に吹きすさぶ風は寒いけれど、これからどこへ行くともあてのない自分は、わびしいと思いながら寝るのだ。
行き先を定めない旅は気ままでもあるが寂しくもある。そんな旅の途上、嵐が吹き荒れる夜に一層わびしい気持ちが増しての詠歌です。