冬を出て 修験の岩を くぐりけり
中村 梅士 Baishi
若杉山の奥の院にある修験の岩くぐりをしたのは二月中旬
のことだった。
いつもリュックが挟まれて往生する怖い所である。
はさみ岩は、通り抜けられなかったら地獄行きみたいなこ
とが書かれているから必死に抜けようとする。
もっとも山城を拠点に戰をしていた時代は、修験道の行者
が侍になったようなものだ。
宝満山で命からがらの遭難を二度も経験したが、怨霊の仕
業だったかもしれない。
道なき藪をかき分けて脱出しようとするときは、鬼のよう
な力が出るものだ。
本州や北海道と違って、熊がでないのがせめてもの救いだ
が、イノシシに出会ったら相当緊張するだろうなあと思う。
基本、夜行性なので滅多に出会う事はないが、夜に遭難し
た時は本当に危なかったと思う。
さて、今日は仕事が半分しか進まなかったが、映画『スピ
ードⅡ』を観たことだし、まあまあだろう。
かくして、キースジャレットのケルンコンサートに行き着
いたのである。
まだ三月初旬だが、「チャイナ共産党殺人ウィルス」は世
界中でどんどん拡散している。
北京でも感染拡大しているはずなのだ。
細菌、ぼったくり相場ではあるが、50P、3千円程度の
価格でナンチャイナ製マスクが売りに出されていた。
自分用には全く必要ないが、高齢の老母のためにという弱
みがあるので、とりあえず注文してみた。
学生には、そのうち防毒マスクでWeb授業をしようと思い
ますと言ったので、いかめしいマスクを物色している。
そういうのをして通勤した人がいるという。
注目が集まって恥ずかしかったと。
う~ん、革新的なファッションだ。
ウィルス兵器第二弾が流布し始めたら早速、防毒マスクを
つけて通勤したい。
もっとも、コロナ程度ではちょっと役不足ではある。
因みに、車とは疎遠になったが、かつては憧れの車種があ
った。
マツダのロータリーエンジンを搭載したコスモである。
RX7は、司法試験に合格した同僚が親から買ってもらった。
マツダの車は、こだわりのエンジンが魅力なのだ。
もう一つは、スバルのエンジンである。
中島飛行機というゼロ戦メーカーの技術を引き継いだ。
もし、車を買うとしたら、スバルかもしれない。
憧れのメーカーだからである。
亡父はバカ息子のおかげで贅沢をしなかった。
唯一買った新車はスバルの軽自動車だった。
しかも、エアコンもついていなかった。
しかし、エンジン音は良かった。
もっとも、自分には車は無用である。
走ればよいのだ。
遠くに行くなら、飛行機か新幹線を使えばよい。
あとは、リュックを背負って歩きたい。
リュックはドイターが好みだが、最近のリュックは細身で
使いにくい。
ウィルス対策はビルゲイツ氏が警告していたことだった。
甘く考えないで、対策を講じることだ。
ナンチャイナ共産党崩壊まで、しばらくの我慢である。
防毒マスクを実験したい。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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